使命と魂のリミット (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 12883
感想 : 857
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043718078

感想・レビュー・書評

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  • 降りる駅を忘れるほどおもしろかった。自分が復讐モノに弱いというのもあるのだが…。仕事に誇りを持つ大人カッコイイ、という感じでちょっとやる気も出るおまけ付き。乗るだけで疲れてしまう通勤電車のお供にどうぞ。

  • 読み始めて数ページ…「こ、これは…!?」…前に読んだことがあったのでした。でも、ストーリーをよく覚えていなかったので、最後まで読みきり。途中でだいぶ思い出してきたけど、それでも面白かった。今は亡き父を手術した医師が母と再婚することになった主人公。父の死因と母の不倫を疑って、自らも医師として母の再婚相手のもとで働くわけだが…このメインストーリーとは直接関係のないところで、ちょっとグッときてしまった。前に読んだときも、ちょっと涙ぐんでしまったような。若くして大切な人が亡くなるっていうのは、それが運命だとしても切ないものである。

  • 女医の卵が主人公。スラスラ読めるが特に印象に残る話ではない。

  • 東野圭吾というネームバリュー。読む前から面白いと思ってしまう。確かに面白い。犯人は最初からわかっているパターン。どんでん返しもない。ただ、いろんな人が登場し、絡み合い、つながっていくのだが、ちょっとできすぎな感は否めない。

  • 「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」という脅迫状に揺れる大学病院を舞台に、研修医の過去のわだかまりが交錯。脅迫者の狙いは?

    犯人の心理というか動機がどうにも作り話の感が否めない感を抱きながら読んでいたんですが、結末の大団円というか、結果良ければ全て良し・・・になってしまいました。

    (2010/4/27)

  • この小説めっちゃがつくくらい好きだった

  • うーん、いつもより東野さんの重みが少なかった気がする…。面白かったんだけど、全部が薄い気がして。
    動機もなんか遠い、、。島原の落ち度みたいなのもそんな明確じゃなかった気がするし。
    使命を感じるには氷室警部補の回想少なすぎたー、
    西園先生が一貫して良い人として書かれてたのも微妙。最後に、夕紀の母親との関係は警部補が死んだずっと後だ、みたいに言ってたけど無理くり感(¯―¯٥)
    使命によって自分の息子が死なされた(あえて殺された、ではない)のに、その元妻に恋愛感情芽生えるかなー、、

    ここまで書いてみて、色々エピソードは触れられてるのにそれぞれが薄いのが納得いってないんだなってなんとなく見えてきた!東野さんの作品、他のはむしろ重すぎってくらい重いから、この作品はあんまり頭痛くならないのは良いんだけど、余韻にはあまり浸れないかなってなった。

  • 東野圭吾作品はやはり読みやすくて、最後まで一気読み。

    夕紀の疑念、穰治の作戦
    どちらも最後に綺麗にまとまるけど、なんだかアッサリしすぎていて、ちょっと物足りなかったかな。

  • 可もなく不可もなく、という感じ。綺麗かつ王道なので、しっかりと読み進めることができるが、小説として目新しさという点はない。

  • 単純なミステリーでないというか…
    終わり方が素敵だった。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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