- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043726035
感想・レビュー・書評
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うううううううう・・・。
個人的に主人公の考え方に嫌悪感を抱いてしまって。それでももったいないから、イライラしながら、なんとか最後まで読みました。
角田さんの本はわりと好きな話が多いんだけど、これはダメでした。
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ただ助けてと呟いてみる
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先輩からいただいた本。
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昔買って、主人公が大学生に差し掛かった頃までを読んで、ついていけない、なんて思って読むのをやめてしまった。
けど、角田光代のほかの作品が好きだから、これももしかしたら今読めば何か違うかもしれないと思って読んだら、やっぱりよかった。
本は、やっぱり手に取るタイミングが大事だ、と思う。
「だれかを好きだという気持ちの出所はいったいどこだ。嫌いな点や食い違ってる点を幾つかあげても嫌いになれないのはなぜだ。私じゃない、だれか、たとえば神様みたいな人が、そうしむけているに違いない。そのだれかが、もういい、もう終わっていいと言うまで、私は熱に浮かされたようにきっとこの男を好きでいる、そうするしかできないのに違いない」
自分の中の柵があって、それを越えたいと思う気持ち、
越えられない気持ち、それでもやっぱり諦めず、主人公は知らない自分へ出会う旅へ行く。
素敵だった。 -
残念ながら、文体がダメでした。
内容的には「こういう女の子っているよなぁ」という点では
みごとなのだけど、「こういう女の子」のしゃべり方についていけず
苦労しました。角田さんも苦労されたんじゃなかろうか。 -
一人の女の子が女性になるまでの数多くの恋を描く
恋愛小説。
恋はこんな風にでも始まる、けどどこからでもどんな風にでも壊れる。 -
何かを思い立つことは容易だけれど
それを実行するのは難しい。
人はいつから
本能に忠実に生きることを
ためらうようになったのでしょう。
理不尽な恋と、暑苦しい愛と。
時々その奔放さに「!?」と思いつつも
抜群の行動力を示せるいずちゃんが眩しい。
まっすぐに生きることの難しさ。
それをケロリと乗り越えてくれる彼女に
自分の思いをたくした気分で読み進め
一緒に苦しみ、笑い、最後には
爽やかな溜息をつくことができました。 -
ひとりの女の子が、恋をする。
ぼろぼろになって、打ち壊して、相手も自分も傷付きながら、でもまた恋をする。
その通過点を描いた作品なんだな、と。彼女はこれからもどこか違うところへ行って、違う人と出会って恋に落ちて、またすぐその安定が駄目になって違うものを求めてしまうだろう。
でも町子が言うように、今度は自分のためにMDを編集してる分、栗原泉は成長してるんだろうか。
読み終わってなんだか、恋をするのがばかばかしく思えた。恋愛のなかで、ここが最高潮、っていう瞬間はあまりに短いんじゃないか。 -
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080529(a 080718)
081021(a 081109)
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101001(a 101019) -
いつもの音楽と、
このへんの地名と、
バンドとか、ライブとか、
想像しやすかった。
お風呂→ベッドで一気に読んだ。
なんか本読んでるの、忘れるような感覚。
ポチかわいいんだろうなぁ。
しかし、あまりすきな本ではない。