超人計画 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 603
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043747030

感想・レビュー・書評

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  • 『NHKにようこそ!』の作者です。
    と言えばわかるように自虐的かつ軽快。

  • 読んでると自分もなんだか落ち込んでくる

  • 滝本竜彦の日常が書かれている本。
    中途半端な終り方に感じたが、共感することもあった。
    全体的に暗い。

  • NHKにようこそを読み返して思ったより早く読めたのでやっぱりこのペースで読めるだろうと、これまた続きの既読の「超人計画」を読む。
     やっぱり一度読んだことのある本はなんだかんだでページを繰るペースがはやいようだ。

    あとがきによると小説が書けなくなったからトレーニング形式で体験エッセイを書いていたらしいが、それでもこういう失敗の中になにか可能性を見つける描写になんとなく興味を感じるとこはおんなじであり、そのへんは変わっていないんだと思う。そこを活かして続きの本が出ると面白いんだが・・・

    小説の最後に「その大半が違法薬物にしていされており・・・」ってかいてあるのがなんとも言い難い雰囲気を醸し出すのに一役買っていた

  • 脳内彼女レイと共にルサンチマンに囚われず永劫回帰を肯定する超人を目ざすというのが最初の方に書かれている事だが、脳内彼女ではなくリアル彼女を作るために努力する経過を書いた体験エッセイである。
    滝本の日常が中心になっていて、脳内彼女が登場する場面は私のような観念的な対話が中心ではなく、日常に根づいたもの。
    哲学に興味を持つエヴァ好きのひきこもりというのも、現実の彼女がいないから脳内彼女を作り出すというのも、ある種のパターンなのかな。
    私と同じだ。
    作家として成功するのはそうした男子の中の100人に1人以下なのだろうな。

  • 読了

  •  よく分からない感じだった。でも筆者独自の考え方は以外と面白かった。

  • あまりの痛さに抱腹絶倒のエッセイです。
    実体験を基に書かれていますが、自虐の多さや、脳内彼女「レイ」を登場させるなどにより相当ぶっ飛んだ内容になっています。
    「これは文学なのか?」っといった疑問や、意味不明な部分が多い点、ドラッグに関する危険な知識等問題が多いですが、笑いたい人にはオススメです。

  • 作者これで普通に結婚してるからうける

  • 滝本竜彦氏による、自分自身の自虐エッセイ?面白いです。
    脳内彼女レナと過ごす滝本さん。小説なのかエッセイなのか・・・。
    滝本さんの作品が気に入った方は読んでみてはいかがでしょうか?

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著者プロフィール

2001年、第5回角川学園小説大賞特別賞を受賞した『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』でデビュー。その後『NHKにようこそ!』でブレイク。他著作に『超人計画』『ムーの少年』『ライト・ノベル』など。「後ろ向きに青春を駆け抜けろ」をキャッチフレーズに、「ひきこもり世代のトップランナー」として一世を風靡する。

「2021年 『異世界ナンパ 無職ひきこもりのオレがスキルを駆使して猫人間や深宇宙ドラゴンに声をかけてみました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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