ある愛の詩 (角川文庫 し 34-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043781027

感想・レビュー・書評

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  • ベタベタの恋愛、かつ純愛小説で、個人的にはあまり相性の良い系統の作品ではなかったけれど、小笠原諸島の美しさがものすごく淡麗に描写されていた。行ったことはないけれど、とても行きたくなった。東京都に所属する楽園の海。

  • ヒロイン、流香の最後の素直な言葉にグッときた。
    ハッピーエンドで読了後、良い気分になりました。

    2013.07/04 読了。

  • 助詞部が連続して書かれていたりしたので、読みにくい部分もあった。けれど、表紙の通り、幻想的な表現が感じられた。中々進まなかったけれど、内容的には良かった。

  • 新堂冬樹さん純愛シリーズ第2弾として私は読みました。
    私は知らなかったのですが、かつてドラマになったこともあるそうで、結構有名だったらしいです。
    私は純粋に恋愛小説として涙したりしながら読みました。
    涙なしには読めない作品!!!!!
    でも、「忘れ雪」とはまたテイストが違い、こちらはどちらかというと安心して読めるというか。
    なんにせよ、素敵な作品です。

  • ベタ過ぎてちょっと蕁麻疹出そうな感じでした(笑)実際こんな風に運命の人と出会えると良いんですけど…

  • 拓海の性格が、最後まで真っ直ぐで、ブレがなくてよかったがテティスと留吉の死があっさりとしている気がした。でも、本物の純愛という感じで、新鮮だった。

  • 小笠原の島で、まっすぐに育った青年と、東京で声楽を学ぶお嬢様の純愛物語。
    劇的な出会いをした二人だったが、素直過ぎる青年と、素直になれないお嬢様のなかなか深まらない関係。
    育った環境は違えど、心に闇を持つ者同士…惹かれ合い、互いを想い合うようになる。
    相手を想うからこそ擦れ違ってしまう二人の心。
    哀しい運命の翻弄され、二人はこのまま離れてしまうのか・・・。


    まっすぐ過ぎるくらいまっすぐな純愛です。

    素直過ぎる青年の心はまぶしく感じられますし、素直じゃない不器用な彼女の心もまた可愛くて。
    相手を想うことは確かに大事なことですが、相手が何を求めているかを考えることと、自分に自信を持つことも大事だなぁって…そんなことを考えさせられました。

  • イルカが出てくるTHE純愛物語。
    人の思いと海はなんと壮大なものか。最後は泣かずにはいられませんでした。

  • 黒新堂が好きなので、試しに白い方も読んでみた。

    読者のいい感想が多かったが、この作品がどれだけ他の恋愛物より

    優れているのかは恋愛物を読まない自分には分からなかった。

    新堂さんの作品という事でなんとか読みきったが、白新堂は

    自分には合わないかな。

  • 白新堂、純愛の中でも個人的にダントツベスト!

    登場人物が純粋過ぎ..ってツッコミはさておき、
    純粋ゆえに、すれ違ってしまう恋愛が、
    とても上手く描かれている。

    きっと緻密な計算があるだろうけど、
    人物・心情描写の巧さも手伝い、
    思わず助言したくなるぐらい、引き込まれる☆

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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