心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043887019

感想・レビュー・書評

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  • 霊を見たり、会話できる不思議な能力を持つ大学生・斉藤八雲。
    ある日、大学で起こった幽霊騒動を調査することになるが…
    (amazon内容紹介)

    ずっと前からタイトルだけ知っていたのだけども、
    今まで手を付けたことが無かったので読んでみました。

    なるほど、という感じ。

    霊が見える設定のミステリとの絡ませ方だったり、
    登場人物の八雲、晴香、後藤刑事の魅力であったりが
    非常にわかりやすい。

    「霊が見える」という体質に対して、
    八雲が苦難していたり考えていたりする状況を
    晴香や後藤の存在によって少しずつ瓦解していったり、
    その逆もあったり。
    そういった描写がしっかりあるのが読んでいて凄く嬉しい。

    文章もサクサク続きを読める文体。

    ただ、良くも悪くも「多分こんな内容だろうな」
    という予想の域を越えなかった。
    内容しかり、ミステリ的なトリック、犯人しかり。

    安心して読める一冊だけれど、キャラ萌え出来なければ
    「ふーん」という程度の感想で終わる一冊。

    この時期、こういったライトノベルに寄ったキャラクタが
    主人公のミステリを読むことが多かったのだけれど、
    特に抵抗なく読めました。

  • 舞台化されていたものをたまたまチラッと見たため、主人公の八雲は完全に久保田秀敏さんを頭に浮かべて読んでいる。うん、間違いなく超イケメン。だらしない髪型だろうが、イケメンに違いない。くぼひでに冷たい言葉を浴びせられるのを想像すると、イケナイ扉を開いてしまいそうだ。
    というくらい、主人公がキャラ立ちしているので、せっかくならラノベみたいに挿絵をいっぱい入れて欲しいなー。(もしかすると私が電子で読んでいるから挿絵がないだけだったりして)
    ミステリーものだけど、肝心の推理の部分は「幽霊が見えるから」というチート能力があるので、読者として読んでいてトリックにビックリみたいなことはない。この能力を使ってこの先どう飽きさせずに展開していくのか楽しみ。

  • これだけ人気なので一度読んでみようと思い手に取りましたが、ガッカリです。
    キャラクターは定番中の定番。ミステリとしての内容は薄すぎ。文章も稚拙。
    なぜ人気があるのか、サッパリわかりませんでした。
    それとも2巻以降が格段に面白くなるのでしょうか?私はこれ以上読む気が起きませんので、確かめようもありませんが…。
    普段本を読まない小中学生に、読書に興味をもってもらうための、きっかけ本としてはいいかなと思います。

  • 推理物が読みたくなって選んだ一冊。
    そしてずぶずぶと神永さんの沼にはまった…
    後藤さんが好きです(笑)

  • 小野不由美のゴーストハントみたいな内容かしらと思い手に取った一冊。

    だいぶ軽め。
    心霊的な怖さは特になく、ほっこりミステリーなイメージ。
    息抜きで読むには良いかなぁ。

  • 学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談するため、晴香は、不思議な力をもつ男がいるという「映画同好会」を訪ねた。
    しかしそこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をした、スカした青年。
    思い切って相談を持ちかける晴香だったが!?
    女子大生監禁殺人事件、自殺偽造殺人、、、次々と起こる怪事件に、死者の魂を見ることができる名探偵・斉藤八雲が挑む、驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー登場‼︎

  • 学校の開かずの扉。トンネル事故。不倫友達の保険金殺人。

  • 2016/02/22 購入

  • 漫画より小説の方が面白い。
    短編連作。
    んが、ヒロインはあれだけ危ない目にあっていながら学習能力に難があるんじゃないかと思うくらいのドジっぷり。
    毎回助けに行く方も大変だ(笑)
    続きが気になるので読みたい。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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