タイニー・タイニー・ハッピー (角川文庫)

著者 : 飛鳥井千砂

• KADOKAWA (2011年8月25日発売)

感想・レビュー・書評

[太宰漱石さんの感想 · 2023年1月23日]

素朴な雰囲気のお話がよかった。

[マルマリさんの感想 · 2022年11月10日]

恋愛ベースの話なので20代から30代位の女性が共感できると思います。
悪い人はでてきませんが、ハラハラするような展開もなくさらっと読める本です。

[おまめさんの感想 · 2022年10月14日]

　登場人物たちが皆んな前向きに進んで行くのが良かったです。名前を全然覚えられない人間なので「こいつ誰やっけ...？」と何回も前のページに戻りました。

[たまごさんの感想 · 2022年8月11日]

タニハピめっちゃ面白かった
リアルな人の心情、
他の本も読みたい
メガネ屋さん行ったから想像してしまった
別れる最後優しくしてくれても良かったのに…私が優しくしたい1番の人じゃなくなったからか…っていうのが沁みた

[ねこがすきさんの感想 · 2022年2月24日]

軽く楽しく読めました。
登場人物が多くて、ボーッと読んでいると少しこんがらがりましたが…(真剣に読めば大丈夫？！)
実際にもありそうな、恋愛＆お仕事物語。
★3.5がないので★3で。

[saltyさんの感想 · 2021年4月14日]

短編だけど話が繋がってる物語だった。
いろんな人の視点から物語を読めるって面白いなって思った。恋愛全然してなかったけど、少しは踏み出してみようかなって思った。
正直感情の動きとか費やす時間とか多くて尻込みしそうだけど、それが人間らしさなのかな。もっと人になって生きていこう。

[まるこさんの感想 · 2021年3月24日]

一人一人の登場人物が、タニハピと愛されショッピングモールを舞台に、日常生活の中で起こったライブイベントを繰り広げる。
暖かな世界観に繰り返し読みたくなります。
文章も読みやすく、一気に読めました。

[hmiさんの感想 · 2020年11月20日]

同じショッピングセンターだけど、違う売り場で働く人達の物語。ほっこりとして和む一冊。

[ミレイさんの感想 · 2020年10月3日]

一つのショッピングモールにまつわる温かい話で、とってもすんなり読めました。人はそれぞれいろんな思いを持っていて、視点が変わるだけで全く違った人に見える。小さな幸せを大事にすることってほんとうに素敵だなと思った。

[人喰亭悲熊(かきあげ団団員)さんの感想 · 2020年4月19日]

最初の１、２章まで読んだ感想は「ヤバい、僕はこの人たちの言動のノリについていけない！！この人達は何が楽しくてこんな生活を！！」だったのですが、読み進めていくうちにそれぞれの物語がリンクしていって、誰が誰だったかわからなくなるので何度も前のページに戻らなければならないものの、なんやかや楽しく読めました。


結局男女が出てくればみんな付き合って結婚して子供できればハッピーみたいなノリは苦手なのですが、早い段階で「あっ、この会話文のノリは苦手なやつだ！」と察知させてもらっていたので、細かいことはもう気にしないでおこうという一歩引いた姿勢で読むことができ、「それぞれの話がリンクしてる短編集って、そのシステム自体がやっぱ面白いなーずるいなー」と思いながらまんまと楽しい読書を満喫させていただきました。

著者プロフィール

１９７９年生まれ、愛知県出身。２００５年 『はるがいったら』 で第１８回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。１１年に上梓した 『タイニー・タイニー・ハッピー』 がベストセラーとなり注目を集めた。他の著書に 『君は素知らぬ顔で』（祥伝社文庫） 『女の子は、明日も。』 『砂に泳ぐ彼女』 など多数。

「2021年 『そのバケツでは水がくめない』 で使われていた紹介文から引用しています。」