涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.65
  • (1084)
  • (975)
  • (2278)
  • (126)
  • (43)
本棚登録 : 8980
感想 : 1029
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044292010

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なんとなく数年ごとに手にとって読み返したくなるシリーズですよね。
    物語の結末はもちろんわかっているけれど、キョンの語り口が楽しくて、あらためて楽しく読めました!

  • アニメを途中まで見た状態で読みました。
    やっぱ面白い...
    アニメは今は簡単に観れなくなってしまったけど代わりに図書館にあって嬉しかった〜
    超常現象の発端が無自覚で認知すれば日常になって世界がめちゃくちゃになる、でも本人は非日常を望んでいるこの設定が面白いし今後どう展開していくのか楽しみです。

  • 再読。
    高校生になったオレは、「不可思議」を求める涼宮ハルヒと出会い、奇妙な部活動「SOS団」に巻き込まれる。
    定番の、学園生活や友人との交流といった日常、ボーイミーツガールなどを淡々と描きつつ、きれいにSFをぶっ込んでくることに、初読当時は度肝を抜かれました。

    あまりSFを読んでこなかったのですが、日常とSFがうまくブレントされた良作であり、インパクトある導入(ハルヒ登場シーン)など、ラノベSFの古典的?名作だと思っています。
    (そんなにラノベを読んでるわけではありませんが)

    紙の本で持っていますが、先日dmmでセールしていたので慌ててゲットしました。

  • 10年ぶりくらいに読んだが、やはり面白い。
    ライトノベルでページ数も多くないにも関わらず、非常に濃く、読後の満足感がしっかりあってとても良い。
    爆発的に売れ社会現象にまでなったのも納得だ。
    今読むとたとえ同性でもコンプライアンス的にどうなの?というところもあるが、発売されたのが20年近く前だということを鑑みると現代がそういう面で進んだということなんだろうなあ。

    それから、傍若無人で強気に振り回すヒロインとやれやれ系主人公というパターンはここから始まった、もしくは強化された気がするが、ハルヒはイメージよりもかわいい。
    ただわがままで暴力的というよりも、少しいじましいところがあるのが良い塩梅で、読者に嫌われるかどうかのギリギリのところをついてくるように感じる。
    だがお前がみくるちゃんの代わり(キョンではなく)になれと言われたら、それは無理と言わざるを得ないが…

  • 日本のオタク文化はここから始まったと言っても過言ではないくらい、爆発的な売れ方をした"ハルヒ"を再読。
    メインヒロインの涼宮ハルヒは、常に「非日常」や「面白い」を自分からとことん探し求め、周囲からなにかと騒がれる存在。物語は、そんな彼女の行動に振り回されるキョン君の視点で描かれている。
    ハルヒの行動ぶりはたしかに異常だが、何事にもとにかく積極的でアクティブな一挙手一投足に、眩しさと少しの憧れを感じずにはいられなかった。

  • 小説でいうと第5巻目ぐらいまでアニメ版を観てから読んだ勢のため、ストーリーそのものにはそっちで先に驚いてしまっていた…。
    キョンの心の中でのセリフと他者のセリフのテンポ感が合間合間に上手く表現されていると感じた。

  • ライトノベルの良さである読みやすさがとても感じられ、続きも気になる作品だった。しかし、内容自体は面白みに欠けていたような気がした。

  • 割と真面目に人生を変えたライトノベルです。

  • 割とSFだった。

  • 谷川流の"涼宮ハルヒ"シリーズの記念すべき第1巻です。2003年の作品なので、もう10年経ったんですね。セカイ系とかいう言葉が流行ったのもあの頃かな?2006年にはアニメ化もされ、かなり話題になりました(2期はアレでしたが…)。今読んでも、キョンの一人称での物語進行が素晴らしいです。通常の小説での神視点ではなく、キョンが知っていることしか読者も知らされないというのは、物語に自分を投影するには最適だと思います。長門有希、朝比奈みくる、古泉一樹、朝倉涼子など登場キャラも魅力的で楽しい作品です。

全1029件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷川流の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×