涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 5035
感想 : 283
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044292034

感想・レビュー・書評

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  • 短編集
    涼宮ハルヒの退屈‥野球編
    笹の葉ラブソディ‥七夕、3年前の過去へ
    ミステリックサイン‥コンピュータ部長の行方不明
    孤島症候群‥クローズドサークル、古泉君の計略

  • 短編集。笹の葉ラプソディが次巻に続くのかな。この中では孤島症候群が一番好き。

  • 谷川流の涼宮ハルヒシリーズ第3巻にあたる。
    前2巻とは異なり短編集としての面があり、長編と比べると大変お気楽な印象である。
    非日常の中のさらに非日常にスポットを当てたものを前2巻
    非日常の中の日常にスポットを当てたものをこの第3巻
    といった具合に僕は思う。

    なお、表紙は長門有希。

    語り部は本シリーズ通して、物語の視点となっているキョンによるもので
    成績が芳しくないという設定であるはずの彼特有の言い回しも個人的に好むところである。

  • 短編集と言うことで、まぁさらっと楽しめればいいな、くらいに思って拝読。

    でまぁ、さらっと終わっちゃった感じですが。

    んー、シナリオそのものは、消化不良感があります。きっとこれについては、先にアニメを見てしまっていて、アニメが短いながら上手く演出されまとまってたものですから、それよりも少し劣って見えてしまったのかと。

    各キャラの立て方も中途半端に感じました。この長さなら、みんなをなんか満遍なく描くよりは、もっと誰か一人にスポットを当てた方が良いのでは、と余計なお世話を思います。

    それでもまぁ、キョンのツッコミは大好きなので、相対してこの満足度です。

    (2007年読了)

  •  涼宮ハルヒシリーズの三巻目でこちらは短編集となる。涼宮ハルヒの退屈、笹の葉ラプソディ、ミステリックサイン、孤島症候群の4作品で構成される。
     1、2巻目とだんだん気楽な感じの物語になっていっているが、短編集になるとさらにお気楽で読みやすい作品になっている。涼宮ハルヒの退屈などは特に、草野球をするだけというスニーカー文庫っぽい、漫画チックな作品になっている。
     笹の葉ラプソディは、主人公のキョンと朝比奈ミクルが、3年前の中学生時代の涼宮ハルヒに会うという物語。孤島症候群は、クローズドサークル(閉鎖環境とも呼ばれ。ミステリー小説によく出てくる、外部から遮断された環境のこと。遮断された環境で事件が発生すると犯人候補が絞り込まれ、探偵が犯人を特定する描写を描きやすくなる。)で発生する殺人事件の物語。
     あとがきにも書かれているが、笹の葉ラプソディは伏線として用意されている短編。孤島症候群に至っては、次は雪山と作品中で述べられている。というように、シリーズとして次へ繋ぐことが意識されている作品が多いという印象を受けた。

  • アニメは、原作に忠実だったんだね~

  • 全てアニメで放映された短編集。


    大体アニメも忠実なんだけど、
    「孤島症候群」は
    アニメの方が良かったかな

  • (101106)

  • ハルヒシリーズ第三弾。
    シリーズ初の短編集です。
    四つの短編でSOS団のメンバーが悪戦苦闘四苦八苦します。
    しかし見事に解決させてしまうあたりSOS団のメンバーはすごいですね。
    個人的には「笹の葉ラプソディ」が面白かった。
    未来人だという朝比奈さんの能力がようやく実際に発揮され、ハルヒの過去のエピソードが明かされるのですが、こんなとこに伏線はってたのかと驚かされました。
    タイムスリップに関する考察も面白い。
    SFがしっかりしてるのがこのシリーズの強みだと思います。

  • 短編集でサクサク読めて面白かったが、アニメで見たことのある話ばかりだったので新しい発見は少なかった。

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著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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