そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル
- KADOKAWA (2016年4月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046015082
感想・レビュー・書評
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阿智村に行ったので手にとってみた。
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うっかりノンフィクションと勘違いして読み
漫画みたいなペラッペラの中身に
びっくりした。
和服美女は著者の理想かな、
絶対昼神にこんな人いないけど…
阿智だけじゃなく長野は山に行けば
星が凄く綺麗で、
関東にいるとあまりの星の見えなさに
びっくりする。 -
こんなの読んだことないでしょ
と 手渡された一冊
副題に「売れない時代の新しいビジネスモデル」と題している。
大ざっぱにいってしまえば、ビジネス書の一冊なのでしょう
確かに、日ごろから その方面の本に手を出すことはない
いゃ 面白く読みました
そうか 世の中には こんなふうに世の動向を見て
こんなふうにものを考えている人たちがいるのだ
ということを 改めて確認させてもらいました。
きっと どの時代の どんな国でも
「商う」人たちは このような「考え方」を探っているのでしょうね
普段は マーケティングしは縁遠い処にいるものにも
なかなか示唆に富んだ一冊でした -
物語の舞台は長野県阿智村。衰退の一途をたどる温泉郷の立て直しと、地域の活性化を図るため、ヒト・カネ・モノのないゼロの状況から、プロジェクトを立ち上げ、幾多の困難を乗り越えながら、新しいビジネスモデルを確立するまでのプロセスが描かれています。実話をもとに様々なビジネス理論を交えた物語として書かれていますが、そうすることで話が伝わりやすく、印象に残るというメリットを考慮してのことでしょう。しかしその反面、文学としての完成度を問われるという難しさもあります。デメリットの部分はさて置くとして、たいへん面白い内容でした。阿智村や〝スタービレッジ阿智〟のホームページを見ながら読むと、より臨場感を味わうことができます。ゼロから何かを生み出すことの難しさと面白さ、それよりも何よりも、このお話が実話であるといことに感動を覚えました。あたりまえのことですが、考える力と行動力、その両方が大事なのですネ。
本書が出版されて、阿智村を訪れる人がまた増えることでしょう。だって、自分も訪ねてみたくなりましたから。
べそかきアルルカンの詩的日常
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べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
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