犬とハサミは使いよう (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047270770

感想・レビュー・書評

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  • 主人公が本好きという設定がたまらない。本こそ命!

  • 本文は手堅く読みやすい印象。ネタの応酬がたたみかけるような漫才のよう。霧姫が主人公を好きになった理由がイマイチ納得できなかった。

  • 主人公の気持ちがすごくわかりました。
    飽くなき読書への欲求すごく共感できました。
    面白かったです。

  • アニメを見て、面白いと思い読んでみようと思った。
    ん~、ギャグ要素があるから読みやすいといえば読みやすい。
    けれど、後半の夏野と犯人との戦いの辺りからは、テンポが悪かった気がする・・・。
    単に興味がないだけか・・・。

  • 読書バカの主人公はある日強盗に殺されてしまい、気が付いたら犬になっていた。
    しかも、大好きだった作者の家にいた。
    第12回えんため大賞優秀賞受賞のミステリ系不条理コメディ。

    主人公の語り部はやたらと惹きつけられて、世界にのめり込んでいく感じがしましたが、なんか全体的に作りが雑。
    っていうかツッコミ所が多い。
    なぜ犬なのか、なぜ言葉がわかるのか、なぜ最後のページがあるのか。
    なんか腑に落ちないんですよね。
    でも、次を読みたい気もするから不思議だ。

  • ・病的に活字中毒の主人公
    ・ダックスフンド
    ・第1回目のアニメを観て
    以上3つの理由で中古購入。

    色んな俗語が出てきたなぁ。
    ゲンガオゾとかパイルバンカーという意味をいちいちネットで調べながらの読書(笑)
    読む前に危惧していた程、失敗感はなかったので良かった。
    (あくまで個人的にですが)

    でも234ページあたりから少々雲行きが怪しくなっていったかな。。
    けれど、ラストはOKでした。
    この1巻で一応話は完結してるので、2巻に焦ることはないのが幸い。

  • とても笑いました。
    夏野さんが結構ぶっとんでてそれが笑いにつながりました。
    ミステリアスな場面もあって早く次が読みたいです。

  • 結構設定がぶっ飛んでるなぁーと思った。とにかくヒロインが怖い(笑)。
    面白いんだけど、人、選ぶよね?って思った作品。
    いや、でもね、本の七罪は参考にします…ってもうすでに私犯してるじゃん!
    積本多い時点で犯してるじゃん!
    と文章読みながらツッコンでました。
    後半まさかのバトル展開にはえ?って思ったけど、まぁまぁ許容範囲でした。
    ただ…ミステリーではないよね?
    ないよね?
    だけど和人と霧姫のやりとりが面白く、さくさくっと読めるのが良かったですっ!

  • 急に読みたくなってこの歳で初めてラノベに手を出した。全315P――3日、5~6時間くらいで読めた。

    初めてラノベを読むにあたり有名作で入門に適したもの、アニメを見て概要を掴んでいるもの、できれば面白いと評判が良いものなど様々な選択肢を考えて本屋に入った。結果的に友人のススメで某SAOを持ってレジに向かう予定だったが、ふと「アニメ化決定」の帯と意味不明なタイトル、表紙に惹かれこっちを購入。カラー扉に完全にヤられた。ちなみに裏表紙は見てなかった。後から知ったが裏表紙のあらすじで結構重要なネタバレをしてたみたいで勢いで読み始めて良かったと心から思った。

    それはさておき、最初の50Pくらいは世界観の紹介で待ち焦がれたハサミ女も登場せず(かつ会話が少なく予想上に長々しく)ぶっちゃけつまんなかったが突如話が展開。いや、ここからが本当の小説の始まりだった。ありえない輪廻転生の話も小説だからすんなり受け入れられた。そしてやや厨二っぽい(と感じた。失礼)ギャグに自分の感性とのギャップを感じつつもテンポの良い展開に引きずられ気づいたら200Pくらいまで読み進めていた。

    ずっと死ぬか生きるかみたいな話をしてたが飽きなかったのはひとえに夏野の人間性だろう。ツンデレっつうのこれ?ヤンデレっつうのこれ?ラノベ経験が浅い僕には新鮮なキャラだった。いや、斬新なキャラだった。

    んで、遂にクライマックス。を通り越してめでたく読了。この読後のスッキリ感は何だろう。明らかに話が一区切りしてるので続き(6まで出てるらしい)がどうなってるのか気になるところではある。気が向いたら読むことにする。

  • 新しい作家と読者の絡みだ。
    言葉遊びもなかなか面白い。

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著者プロフィール

作家・漫画原作者。代表作に「犬とハサミは使いよう」「坂本先生は逃げ出したい!」(原作)があり他著作多数。

「2023年 『小説 たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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