ましまろ文學ガール 1巻 (ビームコミックス)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047279940

感想・レビュー・書評

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  • 全部2巻。
    百音(もね)ちゃんのまっすぐな目がキラキラで、可愛くて。

    男尊女卑の時代背景。
    少し、調子よく進みすぎだな~という気もしないでもないけれど、可愛いから許す(笑)

  • 表紙買いして大正解。ほわほわピンクの表紙に、茶色のインク。女性が文學を愛することが認められなかった時代(明治か大正時代かな?)。主人公百音は男装をして、女人禁制の文學倶楽部へ。そこで出会った「仲間」。彼女が描く世界も、ある意味惹かれあっている夢さんとの関係も気になるところ。袴いいなぁ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「女人禁制の文學倶楽部へ」
      面白そう~
      「女人禁制の文學倶楽部へ」
      面白そう~
      2012/12/19
  • 【あらすじ】
    その少年の名は百音(もね)。正体は男装した美少女だった――。

    「なにものにも縛られず、自由に文學(ぶんがく)を愛する」、それが文學倶楽部。
    だが、その倶楽部は女人禁制であった――。
    「女」の自由に制約があった時代、なにをするにも「女のくせに」と咎められていた時代。
    幼い頃から読書を好み、本を愛し、文章を書く喜びを知っていた少女・百音(もね)は、
    長い髪をばっさりと切り、男物の服を着て倶楽部の門を叩いた。
    「頼もう、僕を文學倶楽部に入れてほしい」……。
    正体を隠し、仲間を裏切りながらも、自分の夢に向かってまっすぐ進んでいく"文學ガール"! 
    笑顔、苦悩、喜び、不安……、思春期のくるくる変わる少女の表情を鮮やかな筆致で描き上げる、俊英・天乃タカの最新作!

    【感想】
    わたしも小説が大好きだから、百音の気持ちが痛いほどよくわかった。でも、自分の性別を隠してまで文学を愛する気持ちを、文学をやりたいという気持ちを、貫き通せるかと問われたら、わたしはすぐには頷けないと思った。だから、百音の強い意志に感動させられた。百音みたいに強く自分を持てるようになりたいと思った。

  • 男尊女卑の、まだ女性が文學をするのは認められなかった時代。
    「文學を愛しているんです!」の百音のことばが真っ直ぐ心に伝わってきた作品でした。
    髪を切り、男装をしてまで文學を志す百音。
    結果的にそれを支えた仲間も温かかったです。

    また、夢さんが何だかんだと百音の世話を焼く姿が微笑ましかったです。

  • 「文学をする」という言葉にちょくちょくひっかかりを覚えるが。
    大変可愛らしい。

  • こういう作品を心から楽しめなくなったのはいつからなんだろう…登場人物みんなが主人公を大好きなわりにわたしは大好きになれなかった。

  • 男女差別の残る明治時代に文学を志した少女の物語。主人公が求める文学表現というものは、(本巻の時点では)性別とは関係がないのだが、女性であるということで学校や社会から差別を受けることになる。このテーマは現在であってもまだ通じており、たとえば、現在の二次創作同人誌などの表現活動は女性にとっては「隠さなければならないモラトリアム」であることが多い。しかし本作の主人公はモラトリアムに甘んじることがない衝動を持っているようだ。

  • 続きが楽しみです!

  • 大正解。

  • 文學ってそうなんだ…僕少女。

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