30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047316263

感想・レビュー・書評

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  • 練習方法としては著者のこれまの著書の内容と違いはないと思う。新しい方法というより意識として、フルマラソンに挑むに当たり目標タイムに対して平均ペースで走りきることを考えてはいけないということだろう。例えばサブ3を目標とするのでは4.2分/kmのペースで走り続けられる様にするトレーニングをするのではなく、4.0分/km以内で20km程度は走り切れる能力を身に付ける必要があるということ。その為には心肺機能向上トレーニングが必要であるということと理解した。

  • 「誰でもサブ4は達成できる」具体的な3ヶ月間の練習内容。確かにこれだけやって達成できないならよほど…というぐらいハードルはなかなか高い。月間240kmは走り込み、うちポイント練習を週2回。速くなりたければ追い込んで負荷をかけるしかない。練習のための練習だけやっていてもその先は見えてこない。ただ、市民ランナーにおいては普段の生活、仕事とのバランスの問題だけだ。

  • サブ4を狙えるようになったら、再読したい。後半型の走りをすべきなのは、今でも使えるテク。

  • 東京マラソンに向けて読みました。『時間の貯金より足の貯金』は、野辺山ウルトラでも、坂本さんがおっしゃっていて、実感するところ。サブ4復活のために、小出監督のメソッドを試してみようと思っています。

     脚を重くというレース前の発想は、まさに逆転の発想。確かに、入りの重いレースは好タイムだったようにも思います。

  • 勉強になりました。

  • 30kmに最高の状態にもっていける練習が必要なんやね、読むのが遅すぎた…次回からの大会に活かそう

  • 練習方法はすごく参考になった。マンネリ防止に役に立つ。
    ただ、自分はここまで追い込めないので、最初ゆっくり走ったとしても、30kmで失速しそう。やっぱり練習が大事です。

  • とてもためになった。メガティブスピリットは是非取り入れたい。でも練習は少しきついかな。。そのままやると故障しそう。為にはなるけどそのまま真似はできないと思った。

  • 高橋尚子や、有森裕子の監督だった、小出氏が市民ランナーに向けた本。先日の大阪マラソンで30キロ過ぎでの大失速をしたのでこのタイトルに飛びついた。

    一番素人に多い失敗は、目標ゴール時間を42キロで割り算し1Kの目標タイムを出す。最後に少し余裕を残すために、それよりも若干速いタイムを目標としてスタートし、バテる後半に備えて前半に貯金を作るという戦略らしい。しかし、実際には、目標時間の平均時間よりも速いタイムでスタートすれば、当然後半にはバテてしまい、30キロ過ぎから大きく遅れていく。もともと、前半に速くはいっても、たかだか出来る貯金はしれていて、ばてればあっという間に使い切ってしまう。まさに前回のレースはこの指摘通り。

    『出だしはとにかくゆっくり入ること。重い脚ができていれば、気持ちよくなるのは10数キロあたり。そこでも一気にあげないようにして。35キロ時点で最速となるイメージで徐々にスピードを上げていくようにする。それで30キロ時点までいければもう大丈夫。脚に力がのこっているから。そこからは最後まで気持ちよく走れるはずです。』 らしい。。。

    そういえば前回のレースで、ペースメーカの人が25キロくらいの地点で、『とにかく30キロまでは余裕を持って行きましょう』って言ってたのを思い出した。でも、その時もう既にいっぱいいっぱいやったけど。

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著者プロフィール

有森裕子、高橋尚子ら五輪メダリストを育てたマラソン指導の第一人者。1939年4月、千葉県生まれ。順天堂大学で箱根駅伝を3回走り、卒業後は教職に。86年、市立船橋高校で全国高校駅伝優勝。その後、実業団チームの監督を経て、2001年に佐倉アスリート倶楽部設立。

「2013年 『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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