雪蟷螂 (電撃文庫 こ 10-3)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 1417
感想 : 162
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048675239

感想・レビュー・書評

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  • 最初のプロローグの男の子は誰なのかなーと思いながら読み進めていました。
    いや、トーチカなのかなって思ったけどそれにしては扱いが軽いし・・・族長が違うなってことでトーチカなのか、と落ち着きました。

    やっぱり文章が綺麗と言うか控えめですね。
    基本的に心理描写がある作品の方が好きなんで、そこまで入り込む作品ではないのだけど。
    それでもこの人の小説は好きだな、って思いました。

    これで前から読みたかった作品は読み終えましたね。
    また新しい本も出ているようなのでおいおい読みます!

  • これで、紅玉さんの電撃文庫作品は制覇。ミミズクが好きーって人が多いけど、自分はこれが一番好き。狂気とも言える激情に、心奪われた。他の作品も、早く読みたい

  • 文章がひたすら読みにくかった。ストーリーもキャラもイマイチ。

  • 狂った愛情というような表現が作中に何度も出てきていたが、これは確かに狂おしいほど一途で、美しい愛の物語だ。一途だからこそ狂おしい。こんな風にたった1人を愛し抜けたのならどれほど幸せなのだろう。
    欲を言うとトーチカと陛下のお話をもう少し見てみたかった。

  • 紅玉さんの文章の綺麗さが目立つ作品でした。ひとつひとつ丁寧に編まれる言葉が雪国の静かさにすごく合っていました。

  • 雪深い国の幻想的な物語。争いを続けてきた二つの部族のそれぞれの長となる男と女。彼らと彼らの先代との運命。そう目新しい設定ではないけれど、私には印象的でした。

    http://mugenkazuki.at.webry.info/200910/article_3.html

  • あなたを食べたいーそう思えるほどの熱情。部族のため、先祖のために、たった一度の熱情に駆られるための闘い。

  • フェルビエの女性の愛が素晴らしい。
    ロージアの恋、アルテシアの恋、ルイの恋が絡み合い、読者の心を話さない。
    何度でも読みたくなってしまう作品

  • やっぱり文章がきれい。ストーリー展開は想像できたけど、それでも目が離せないというか。ロージアの想いが切ない。

  • なんか、物悲しい感じ。
    読んでいると、ひたすら白い世界をさまよってるような感じにおちいる。
    気分が落ち込んでるときには、読めないかもしれない・・・。
    でも、面白かった。いい作品だと思う。文章が綺麗だと思うし。

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著者プロフィール

1984年、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞・大賞を受賞し、デビュー。その後も、逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。

「2022年 『雪蟷螂 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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