- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048675239
感想・レビュー・書評
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独特の世界観と恋の表現が好きです。
言葉も肉体もいらないけど、心、魂だけは…という切実な想いが伝わるようでした。ラノベにしとくにはもったいない!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相手を喰らいつくしたいほど愛する、という意味の名称で呼ばれる一族。
10年前からの約束で、嫁ぐ事になっている女族長。
彼女に仕える2人と、娶る相手。
プロローグは何のため? というほどの、寒々しい始まり。
風景が、ではなくて、相手との…距離?
これと結婚はちょっと…と、政略結婚でもためらわれるものが。
一生にして唯一の恋であり愛。
淡々と書かれているせいなのか、それがただ一気に燃え上がる瞬間が
なるほど、というものしかなかったです。
一目で相手を欲しいと思い、自分のものにしたいと思う。
激しすぎる、というより、ものすごい生き方です。
どれほどのものがあっても、何があろうとも
そこに気がつかなかろうとも。
それだけで、ただ生きた証が出来上がります。
幸せ、などという生ぬるいものではなく。 -
人喰い3部作のラスト、前2作に比して読みにくかった。その読みづらさはあとがきに著者自身がプロットの段階でラストや如何に、と産みの苦しみを伴いつつ書き進めた迷いの表れだったのかな。ちょっとがっかりでした。
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「ミミズクと夜の王」とのリンク、夜の王の出身国のその後の話。
ミミズクと話には全く関係ないので、これだけでも読める。 -
表紙が拓郎なので購入
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雪と血が、綺麗だと思えた。
最後に進むにつれて、苦しかった。
トーチカとの描写が、もっと欲しかった…かな。 -
人喰いの物語第三段。
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たべたいくらいに愛してる。雪のように美しく壮絶な、流血の愛の物語。