- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048675956
感想・レビュー・書評
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“『いいんだよ。ダラーズのメンバーは、誰も君に責任なんか求めていない。それでも責任を取りたいというのなら、君は余程真面目な性格なんだろうね......と、言いたいけれど、君はそういうタイプじゃないだろ?』
「なんですか、急に」
『いや、やっぱりいいや。他人にどう思われてるかなんて、知らない方がいいだろ?』
「そこまで言っておいて止めるなんて酷いじゃないですか......言って下さいよ。僕、気にしませんから」
『そう?じゃあ、あくまで俺の推測だから、違ってたら気にしないでくれよ。情報屋の戯言に過ぎないんだから』
「はい」
『......君が恐いのは、ダラーズが暴走する事じゃないだろ?』
「え......」
『変化していくダラーズに、君自身が置いて行かれてしまう事なんじゃないかな?』”
来良組の心境を考えるとなかなか辛い。
青葉君怖いよ読めないよ。
“三十何人だかのメイドさんを愛した貴族”ってどう考えてもエスペランサ。
“「早い話、先輩が、ダラーズの創始者だからです」
「......ッ!」
「驚きましたか?俺達も、それなりの情報網は持ってるって事ですよ」
絶句するダラーズ創始者を前に、青葉は怯む様子も見せず、さりとて見下した様子も無く、淡々と自分の意志を言葉に変える。
「先輩は、僕達を自由に使っていいんですよ。......もしも先輩がこの抗争を終わらせたくて、俺達全員に『To羅丸の連中に土下座してボコられろ』って言うんだったら......それも仕方ないですね。受け入れますよ。代わりに俺達が無事に生きて退院できたら、その時は本当に貴方は俺達のリーダーです。......逆に、俺達に『ダラーズの仲間達を護る為に、池袋で暴れてるTo羅丸の連中を潰せ』っていうなら、俺達はどんな手を使ってでも潰しますよ」
「そんな事......どっちも......どっちだろうと!できるわけないだろ!」
頭を激しく振りながら、強い調子で青葉に自分の言葉を叩きつける帝人。
「どうして、僕がそんな事を引き受けるなんて考えられるんだよ......。抗争を避けたいなら、自分がダラーズだって事を黙っていればいいだけだろ。僕はそういうタイプの人間だよ。とても君達の上に立つような人間じゃない!」
本音の叫びだった。
少なくとも、帝人自身はそのつもりで叫んでいた。
だが、帝人の叫びを聞くと——青葉はゆっくりと立ち上がり、帝人に顔を近づけてる。
そして、帝人にしか聞こえないような小声で言葉を紡ぐ。
「......そんな事ないですよ」
楽しそうに、楽しそうに——
「だって先輩......」
「え......?」
「帝人先輩、今......
——————————————————————笑ってるじゃないですか」”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あー何か痛い展開になってきた。
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カタカナな名前の人が増えてくるとわからんくなるー(@_@)
ただでさえ登場人物多くて訳わからんのに^^; -
静雄が可愛すぎてつらい・・・
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またまた新キャラ登場!!
なんか好きな感じです、ろっちー\(^o^)/
てか青葉が怖くてどうしよう…。
取りあえず後編もドッキドキー☆ -
帝杏はあはあ
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静ちゃんの魔神スマイルが素敵すぎる。ペコちゃん?(笑)
良い所に挿絵入ったなー。
新羅のセルティ惚気話も好き。どれだけメロメロなんだろう。 -
6月3日読了。
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5,6巻と一気に読みました。すごい勢いで展開していくので、次から次へと頭の中で整理していくのが大変です。静ちゃんの笑顔に笑っちゃいましたw