iPhone vs. アンドロイド 日本の最後の勝機を見逃すな! (アスキー新書 185)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704342

感想・レビュー・書評

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  • タイトル「iPhone vs. アンドロイド」については、
    対立していない。と、既知の論展開。

    日本の物作りについて、
    世界のルールで戦おうとしてはならない。
    中国メーカーが得意とするような低価格。大量生産型の製品で勝負しようなどと考えないこと。
    ものづくりからしかけへのシフト。

    日本のポテンシャルは依然として高い。という基本ポジティブな考え方に好感もてる。
    リスクをとらない、自信のない、希望のない経営者の問題。
    同感。

  • アップルとgoogleの戦略の違いがわかって面白い。

  • 通信業界がリードきたモバイル革命の時代は終わる。「日本」対「海外」というとらえ方よりも、「通信業界」対「インターネット業界」という見方が正しい。

  • @tnatsuさん。タイトルに反応した人は1-3章を。しかしそれは日本発ビジネスに対する情熱、愛を感じる4章への序章。経営学を学んだ初心を思い起こさせ背中を押してくれる一冊でした。

  • 少し時間が経ってから読んだが、アップルとグーグルは対立せず、それぞれの戦略に基づいて規模を広めている。筆者の提言した最後の勝機を日本企業が掴んだかは怪しいところだ。

  • 本人もちゃんと認識して分かったうえなのだろうけれど,やはりタイトルと中身が乖離しているな.
    夏野さんの持論展開みたいな.
    それはそれで面白いのだけれど.

  • 「iPhone vs. アンドロイド」というタイトルながら、内容はiPhoneの競合はAndroidではないと著者は説いている。
    そして、アンドロイドを日本独自にカスタマイズすべきだと。

    言ってることに革新性は感じられないものの、実際のその通りに日本の携帯業界が進んでいることを考えると、先見性はあるのか?

  • 伝説の(?)iモードを立ち上げた夏野剛氏の著作。
    ページ数の割には、内容がうまく纏まっているためか濃い内容である。
    データも豊富ですね。ただ、時の流れといいますか、ケータイ事情の流れは早いものでして、若干ですが記述に疑問を感じるところも。こればかりは、仕方ないんですが。
    さて、時代を席巻したiモードが何故に世界標準となれなかったのか?
    iPhoneとAndroidとのビジネスモデルの違い。
    そして、日本の今後について分かりやすく語られております。
    ガラケーをバカにしたような語り口する輩は、この本を読んで出直したほうがいい(笑)iモードは研究され今のiPhoneに繋がっているし、世界的にケータイ機能は多機能へシフトしているという現実をどう見るのかと。
    良本でした。

  • 20120328

  • 何故、日本の携帯電話は取り残されたのか?の考察。

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著者プロフィール

1988年、早稲田大学政経学部卒業、東京ガス入社。95年、ペンシルバニア大学経営大学院卒業。96年、ハイパーネット取締役副社長。97年、NTTドコモ入社。榎啓一、松永真理らと「iモード」を立ち上げる。2001年に米国の経済紙『ビジネスウィーク』にて、「世界のeビジネスリーダー25人」に選出される。執行役員を経て08年にNTTドコモを退社。現在は慶應義塾大学特別招聘教授のほか、ドワンゴ、セガサミーホールディングス、トランスコスモス、グリー、USEN-NEXT HOLDINGSほか多数の企業で取締役を兼任。

「2018年 『誰がテレビを殺すのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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