小説家の作り方 (メディアワークス文庫 の 1-4)
- アスキー・メディアワークス (2011年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048704731
感想・レビュー・書評
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ラノベ作家に、この世で一番面白い本のアイデアがあるから小説の書き方を教えてくれというファンレターが届くお話
ここで言う「この世で一番面白い本」とは今出版されている中で一番というものではなく概念的なものらしい
物語の途中まではのほほんとしたいかにもラノベ的展開なんだけど、最後のあたりでぞっとする瞬間があった
シンギュラリティもそう遠くない気がする
この世で一番面白い小説を書くためには10万冊読んで1万冊書くといいらしい
1万冊書くのはもう無理として、5万冊読むのも無理かな
ちなみに僕が今まで読んだ本を記録に残している分だけで約1000冊
記録していない分は期間でいうと20代のころなので単純計算で1000冊
これからも年間100冊程度読んでいくとして定年までで合計4000冊
ってか、5000冊すら無理じゃね?
マンガを含めたとしても2万を超える程度で、5万にすら届かなくね?
そう考えると、世の中の物語の数って半端ねぇなぁって思う -
初めてきたファンレターで出会った女の子に
世界一面白い小説のために、書き方を教えてくれ、と
お願いされた。
読む事はできるが、文章は書けない、という少女。
登場人物は、主人公と担当者と少女。
後半になって、若干一名増えますけど
中々にすごい騙し方でした。
言われてみれば、確かに恥ずかしい。
意識があるからこそ、の結論ではありますが
言われて納得、でもありました。
こうやって成長が感じられるんだな、でした。 -
小説の書き方を教わる美少女が実は…。まさかのSFだった。誰が読んでも面白い小説なんてあるのかな?逆に読みたくなくなるあまのじゃく…。
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『アムリタ』『舞面〜』『死なない生徒〜』の中では一番完成度が高いと思います。
オチも含めて綺麗に纏まってる。 -
小説の書き方、ではなく、小説家の作り方。終わったと思ったらひっくり返される。奇抜な設定なのに読みやすい。
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後半の展開がもう、アクセル全開という感じ。ロボット?科学的な用語をたくさん詰め込んでくるので、頭がパンクしそうでした。紫依代や在原露などキャラクターは良い感じだったけれど、内容が追いついていない気がしました。もちろん、面白くなかったわけではないですが、派手な展開にしようとして空回りしたみたいになっていた。
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「(映)アムリタ」が面白かったので、この著者の別の本も読んでみた。
やはり面白い。
アムリタほどの衝撃はないが全体的なテンポやストーリー展開、キャラ、オチなど楽しめる。
他の本も読んでみよう。