小説家の作り方 (メディアワークス文庫 の 1-4)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.62
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本棚登録 : 932
感想 : 106
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704731

感想・レビュー・書評

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  • 思いっきりハマった。
    こんなに可愛い〇〇、初めて見た。
    自分の中では、「この世で一番面白い小説」に限りなく近い。

  • 15/04/11、ブックオフで購入。

  • 駆け出しの小説家に,「この世で一番面白い小説のアイデアを思いついた」という女子大生が,小説の書き方を教わる話。
    「アムリタ」とか「死なない生徒」とか読んで,この作者は只者ではないと思っていたが,今作はぶっ飛びすぎた展開とラノベすぎるキャラに馴染めなかった。

  • すっきりさっくり面白かった。

  • どんでん返し、ではなく、敷衍。誰もが空想しながら途中で止めてしまうテーマをどこどこまでまでも推し進めていくパワーと軽やかさ。想像力の翼、という陳腐な表現があるが、この作者は言うなれば想像力のタキオンか。

  • 駆け出し小説家の主人公に、小説の書き方を教えて欲しいという少女が現れる話。
    最初はただ単に逢瀬を重ねていくだけだが、小説の書き方のレクチャーをしていくうちに、少女のある秘密に気づいてしまう。そんな話。
    小説って恐らく、ロボットには無機質な文は書けるけど、感情がないと書ききれないんだろうなと改めて思う。どの作家でもその作家の個性がでる。言葉の選び方、文の繋ぎ方、本から漂う雰囲気。本は偉大だ。同じ話を書いても、作家によって違う空気になる。
    ただ、惜しむらくは、印象があまりないということか。

  • 小説の書き方を教えてほしいという女の人に、小説の書き方を教える小説家の話。
    2014/8/31

  • 野崎 まど の書き下ろし『小説家の作り方』

    しがない小説家に届いた女性からのファンレター。
    彼女からの依頼は、小説の書き方をレクチャーしてもらいたいというもの。
    その不思議な女性との交流から、思わぬ展開へ・・・という物語

    後半は、まさかこんな展開になるとは!と驚いた。
    いろんな伏線が張られていたんだ、と最後まで読んで納得!

    文系小説かと思いきや、おもいっきり理系へ!

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)】
    「小説の書き方を教えていただけませんでしょうか。私は、この世で一番面白い小説のアイデアを閃いてしまったのです―」。駆け出しの作家・物実のもとに初めて来たファンレター。それは小説執筆指南の依頼だった。出向いた喫茶店にいたのは、世間知らずでどこかズレている女性・紫。先のファンレター以外全く文章を書いたことがないという紫に、物実は「小説の書き方」を指導していくが―。野崎まどが放つ渾身のミステリー・ノベル改め「ノベル・ミステリー」登場。
    ———————
    【目次】
    I. 読者
    II. 卵
    III. レクチャー1
    IV. レクチャー2
    V. レクチャー3
    VI. レクチャー4
    VII. 誕生
    VIII. この世で一番面白い小説
    あとがき
    ----------------

  • 野崎まどさんの小説を読むのは2冊目。1冊目は「[映]アムリタ」
    アムリタを読んだことのある方ならおわかりでしょうが、テーマはほぼ同じ。この世で一番面白いもの。前回との違いは映画か小説かというところ。
    天才が主人公の前に現れ、天才と共に行動し、一波乱有り、一段落と思いきや最後にどんでん返し。
    構成もほぼ似通っている。
    とても面白かったが個人的にはアムリタの劣化版のように感じた。

  • アイディアでもってって、設定でまとめる綺麗さ

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著者プロフィール

【野崎まど(のざき・まど)】
2009年『[映] アムリタ』で、「メディアワークス文庫賞」の最初の受賞者となりデビュー。 2013年に刊行された『know』(早川書房)は第34回日本SF大賞や、大学読書人大賞にノミネートされた。2017年テレビアニメーション『正解するカド』でシリーズ構成と脚本を、また2019年公開の劇場アニメーション『HELLO WORLD』でも脚本を務める。講談社タイガより刊行されている「バビロン」シリーズ(2020年現在、シリーズ3巻まで刊行中)は、2019年よりアニメが放送された。文芸界要注目の作家。

「2023年 『タイタン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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