デュラララ!!×10 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048707299

作品紹介・あらすじ

「最近のダラーズ、おかしいとは思いませんか?半年前、黄巾賊に起こっていた事が、今度はダラーズに起こっているかもしれない…」東京・池袋。この街からダラーズに関わる者たちが徐々に消えていく。それは、かつての親友同士がお互いを想いながらも自らの信じる道を突き進み、加速した混乱のせいなのか。もしくは、街の中に渦巻いている、粟楠会、闇ブローカー、情報屋など大人たちの謀略のせいなのか。それとも、ダラーズの顔役として頼られる男気溢れる青年が陥った意識不明の重態のせいなのか-。様々な思惑を抱えた事件が始まる中、首無しライダーが取る道とは-!?さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!×10。

感想・レビュー・書評

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  • 門田京平という精神的支柱と平和島静雄という武力的支柱を失ったダラーズの行方は何処に

  • ドタチンがまさかまさかのモテモテに驚き。そして罪歌は一つだけじゃなかった!!そして臨也さんの危機再び。臨也ざまぁぁ!!

  • 池袋が混沌としてきましたね。

    自身で作り上げた非日常=ダラーズだから、帝人くんが必死に守ろうとするのも、分からなくはないです。
    ただ、10巻まで読んでも、1番理解できないグループだからか、ダラーズはあまり好きになれないんですよね。
    一度は怯えたものの、赤林さんにも歯向かう帝人くん、一体何者?(笑)

    あとがきを読んで思いました。
    粟楠会の話、是非読みたかった…。

  • ここまで

  • 「ダラーズ」の中でもとくに大きな存在感を持っていた門田が何者かによって車でひき逃げされる事件が起き、それをきっかけにして、物語が徐々に動き始めます。

    帝人はダラーズを元のような場所に戻すため、自分を利用しようと企んでいる青葉を逆に利用することさえ厭わない決意を固めます。彼の意志は、セルティの説得さえも受け付けようとしません。一方正臣は、そんな帝人を止めるため、全力で彼と敵対することを決意します。

    その一方で、臨也によって「澱切陣内」の正体が明かされたり、静雄が警察に逮捕されたことで「罪歌」に隠されていたもう一つの謎が見えてきます。

    クライマックスに向かっての助走といった位置づけの巻でしょうか。

  • ダラーズの「精神的支柱」的存在の門田が車にはねられ、ダラーズをめぐるいろいろな状況は一気に混沌とした状態になる巻。帝人と正臣は結局対決することになるのだろうか。これからの展開に目が離せない。あと、静雄を救った白バイ隊員、すごく良い人だったんだなと感心。色々な所で話が動き読んでいて混乱気味だが次も読んでいきたいと思う。

  • 表紙の狩沢さんに萌えた。

  • 「デュラララ!!」の最終話の1冊目。
    1~2冊ずつで句切られてる全13巻で後半4冊が1話だと、そもそも1~2冊ずつの進行だという認識を改めた方が良い気がする。

    レビューは13巻に書こうと思う。
    http://booklog.jp/users/pilvoj/archives/1/4048662171

  • 全力でダラーズの件について事を運ばせてる感じ。


    出だしで北海道のOLさんが『ダラーズ』の立ち上げに関わったと告白。

    イザヤと関わり、負けを認めざるを得なかった四十万博人。
    ついに、後ろ盾として父や祖父を巻き込もうとした矢先 、親達に『澱切に付け』と言い渡される。
    何をしていたのかすっかりバレている。

    正臣は門田達に ダラーズを抜けて黄巾族に手を貸してくれないか?と話を持ちかける。
    葛原夢二とは組の人の伏線か?
    そして。門田は謎の車に撥ねられる…
    これが引き金となって、徐々に捻れるダラーズの面々。

    イザヤは赤林に帝人の情報提供。
    波江は矢切製薬社長であり、叔父である清太郎に連れ去られる。
    渡草は元高校の奴らに門田のひき逃げについて聞く。
    遊馬崎も黄巾族のたむろしている場に乗り込み門田の犯人を聞く。
    背中に 燃えるもの を仕込みながら。
    二人のストッパーは門田だし、いつも一緒だから。
    そこでシズちゃん警察に連行される。
    帝人の言葉が ダラーズを抜けた後で良かった がヤバイ。
    これも言いがかりでしかないのだけど、取り調べの奴らは 目が赤い のを確認して暴れようとするが、白バイ葛原の登場で我慢!

    赤林と帝人ついに会う事となる。
    赤林は帝人に対して 引け というが、帝人は第三の選択として 境界線上を歩きたい と申し出る。
    杏里が張間美香と連絡を取ろうとした時、この日を境に矢切誠二と張間美香が姿を消す。
    ヴァローナとイザヤはスローンを介して直接会う。

    遊馬崎を襲う泉井。
    途中携帯で呼び出され泉井は遊馬崎より携帯先を優先。
    杏里、家出人についての情報を見て驚愕。
    その映像は贄川春奈だったから。
    正臣は、全力で帝人を止める覚悟で。

    澱切陣内という人は実は一つのグループで、それをまとめていたのは鯨木。
    突き止めたのはイザヤ。
    実は鯨木はイザヤのネカマネームの甘楽を乗っ取って、チャットルームに顔を出してた。
    罪歌の『刺して相手を引き込む』事と同じ事を『刀自身を折って新たに作る事』だという。
    それを知ったイザヤ、鯨木達に囚われる。

    森羅のアパートでは大量の人でごった返していた…
    セルティがゆっくり森羅と話をしようとしていた矢先。
    遊馬崎&渡草、誠二&美香、森厳&エミリア、エゴールに波江。

    遊馬崎と対峙している時に携帯を入れたのは青崎。
    青崎はダラーズをシノギ先として見据えていた。
    その手先は泉井。
    ようやくロッチー登場。勿論無傷で。
    そして。
    負け犬の四十万、帝人に『仲間になる』と申し出る。

  • ドタチンパーティ主体の巻。

  • 予習!!
    とりあえず
    、結末が気になる!!

  • とりあえずまとめ買いした分読み終わりました。12巻でダラーズ編がひと段落するようなので、感想はその時に。帝人がどんどんダークサイドに。

  • ダラーズを巡り、それぞれの動きが活発化。細切れがむしろ読み易い。鍵を握るのは妖刀罪歌か。しかし、人間関係が複雑になりすぎたせいか、誤字(変換ミス?)も多いようで。実は・・と次の巻で謎が解けるかもしれないけど、疑問点というか、首を捻る部分もあり。キャラ、設定が変わってるのではと(笑)
    ともあれ、編としては途中になるようだ。さて、どうなりますやら・・

  • ドタチンが、ドタチンが…!!
    キレたゆまっちほどカッコいいものはないんじゃないか、と思うほどゆまっちの株が自分の中で急上昇した。
    帝人が壊れている。ダラーズがこのまま宗教みたくなるのは気持ち悪い。正臣頑張れ、急げ。

  • 一気にクライマックスへ行こうとしているような勢い。
    とうとうオトナ達も絡み合ってきた。
    さぁ、どうなるんだいったい!

  • ウラをかきあう有象無象

    【内容】
    ドタチン襲われ負傷。
    ダラーズに食い込もうとする澱切。
    守ろうとする壊れかけ帝人。

    【感想】
    なにかが進行しなにかが回復しかけている。
    逆転の目はセルティと静雄か。

    (2013年04月28日読了)

  • 相変わらず、何が何だかよくわからない。
    過去に出てきた登場人物が急にまた出てきて、更に全然違うところから、その人物と繋がりを持ったりなんだりして、もう理解ができない。
    かわいそうな僕の脳みそではこの現状のことを、半分も理解できてないに違いない。
    つか、こんだけ風呂敷広げるだけ広げて、全部伏線回収できるってすごくないかな?
    とりあえず、私の残念な頭では無理そう……というのだけは確かだけど、これが本当に綺麗な幕引きで終わるのかどうかがとっても楽しみだったりもする。

    って、そんなこと言ってると、全然、話の中身に触れてないですね。
    肝心の中身は、臨也さんが殴られて地に伏して。
    ドタチンは轢かれて重症で。
    静雄は警察に捕まって。
    帝は、ヤクザ屋さんに脅される。
    って、言ってて自分でもよくわからないです。
    同時多発テロ並みにあっちこちでいろんなことが起こってて、それが最後には、一つに集約されるんだろうけど、まだまださっぱり臨也が何を企んでいるのか、他に誰が何を企んでいるのか、さっぱりわからないです。
    すべてが丸くおさまって、いい終わりを迎えてくれるのを、待つつもりで、続きを楽しみにしています。

  • ダラーズ、黄巾族、罪歌のまさしく序章といえる巻。
    門田が何者かに轢き逃げされ、意識不明の重体となる――――。
    それに呼応するように、不穏な動きを見せ始める各々の登場人物たち。
    今までの因縁めいたものも収束してきて、一種のクライマックスを思わせる。帝人とダラーズはどうなっていくのか、楽しみ。

  • 登場人物多過ぎて巻を追うごとに理解しづらくなってるな、、、
    久々に一巻から読み直すか?

  • もはや惰性で読んでいるのです。
    特にキャラに思い入れもなし。
    しかし何だかやめられない。

  • 読了。

  • 物語がグイグイ進んだ巻でした。あー続きが気になります。

  • ややこしくなってきたなあと!ただでさえ混沌としているのにこれだけでは終わらず今までに登場してきたキャラクターが綿密に結びつき話に絡み合ってくるのが面白くて、ややこしい。今回の見どころはワゴン組のドタチンに対する愛?だと思っています。彼らの結びつきは強いんですね。

  • 誰の因果か知らないが、変わらない池袋と、変わっていくその住人たちの思い。
    張り詰めていた緊張の糸は、ダラーズの顔役、門田京平のひき逃げ事件によって、切れることとなる。

    正臣の黄巾族復活、ワゴン組のストッパー解除、シズちゃん逮捕、そしてまた殴られてる臨也。
    澱切さんの構造がわかったという進展はあるものの、ドタチンを轢いた犯人わからないし、なんかみんなそれぞれ追い詰められてるし。
    あ、最後の最後でろっちー出ました。そして次巻に続く。

  • 「最近のダラーズ、おかしいとは思いませんか?半年前、黄巾賊に起こっていた事が、今度はダラーズに起こっているかもしれない…」東京・池袋。この街からダラーズに関わる者たちが徐々に消えていく。それは、かつての親友同士がお互いを想いながらも自らの信じる道を突き進み、加速した混乱のせいなのか。もしくは、街の中に渦巻いている、粟楠会、闇ブローカー、情報屋など大人たちの謀略のせいなのか。それとも、ダラーズの顔役として頼られる男気溢れる青年が陥った意識不明の重態のせいなのか―。様々な思惑を抱えた事件が始まる中、首無しライダーが取る道とは―!?

  • 門田が轢き逃げされ、静雄は警察に捕まり、帝人は組の人間に踏み込まれる。
    門田を慕う人たちの危うさに驚いた。

  • 静雄が好きなので、出番が少なくてちょっと残念。
    門田が轢かれたことで、門田を慕うメンバーの危うさや一途さが出た。
    帝人がどんどん壊れて、どんどん街の深みにはまっていく。
    街の裏側で暗躍する正体がいつ明らかになるか楽しみ。
    臨也は今回、油断していたかな。襲撃されるなんて。
    臨也の撒いた種がどのように広がるか気になる。

  • ---

    H23*10*??*??? 読了

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    --あらすじ--

    デュラララ!! 10巻
    「最近のダラーズ、おかしいとは思いませんか?
    半年前、黄巾賊に起こっていたことが、今度はダラーズや起こっているかもしれない……」
    東京・池袋。
    この街からダラーズに関る者たちが徐々に消えていく。
    それは、かつての親友同士がお互いを想いながらも自らの信じる道を突き進みわ加速した混乱のせいなのか。
    もしくは、街の中に渦巻いている、粟楠会、闇ブローカー、情報屋など大人たちの謀略のせいなのか。
    それとも、ダラーズの顔役として頼られる男気溢れる青年が陥った意識不明の重態のせいなのかーー。
    様々な思惑を抱えた事件が始まる中、首無しライダーが取る道とはーー!?
    さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!×10

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    いつ読んだのか忘れた…
    おもしろかったのは確か。

    End.
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  • 新刊が出たところで前の巻をようやく。帝人をはじめみんな良い歪みっぷりだ。ワゴン組が良いよいろんないみで。そんで奥付をみて年1に近いペースかと…11巻、半年くらい置いて読んだら12のまとまるはずのところでちょうどいいのかしら…

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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