俺の妹がこんなに可愛いわけがない(9) (電撃文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
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本棚登録 : 1471
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708135

感想・レビュー・書評

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  • 今までは、主人公視点の一人称小説の形であったが、この巻ではそれを崩して、それぞれのヒロイン視点の短編集になっている。

    最初の短編の、『あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使』がもうタイトルの時点でおもしろい。黒猫が予想に反せずステキすぎてくらくらする。
    黒猫の妹視点で妹も面白い。

    他のお話も笑いあり、しんみりありで、まぁラノベっぽい気軽さで読める感じです。

    前回の大どんでん返しがあったので、10巻をどうまとめるのかが気になるところです。

  • 8巻のあとがき通り、今回は「兄妹」がテーマの短編集。
    いつもの京介の一人称ではなくサブキャラ視点の話なのでとても新鮮でした。 でも麻奈実視点の話がないのが何だか意味深ですが。
    「きょうだい」と言ってもいろんな関係があるよね。 姉妹、義妹、あやせは狂妹(笑)。 そして黒猫シスターズの可愛さがもうたまらない。

    次は本編に戻るのかな? さて今回出番の少なかったあの方の胸中やいかに。

  • 9とナンバリングしてあるが日向、桐乃、赤城(兄)、沙織、あやせと京介以外の視点ですべて書かれているので実質短編。
    うんたんさんのレビューにいくつか載っているが、ネット用語というかお約束の言い回しがやたら多かった。たまに使うならアクセントになるけどここまで多いとうざい。

    個人的に良かったのはカメレオンドーター。最近扱いが空気だったというのもあるが、沙織の吐露は珍しい。

    本来の俺妹とはちょっと違うがこれはこれで面白かった。
    それにしても最近の京介は呼吸をするようにフラグを立てていくな。まさかClariSのフラグも立てるとは・・・

  • このシリーズは京介目線の一人称で書かれているけどそれを他の目線で見た短編集という位置付け。見えなかった各人の思惑が見えてくるのは新鮮かな。ただこの作品独特の捻りのある展開がなかった。オムニバスだから仕方ないか。

  • P71
    >桐乃「――我が人生に一片の悔いなし…ふぅ」
    まるで覇王の死に際の台詞のようだ。

    P75
    >ガチだこいつ。邪気眼と電波とか、そんなチャチな(ry
    桐乃もポルナレフ状態。

    P80
    >日向「じゃああたしが高坂くんと結婚してやんよ!」
    日向だけにこのネタかww この後の黒猫と桐乃の反応にもわろた。

    P201
    >池袋にいるときの腐女子は戦闘力が10倍
    メイトとからしんばん入ってみると、わかる気がする。

    P202
    >こやつこそ万夫不当のブラコン妹じゃよ!
    せなちーは称号「万夫不当のブラコン妹」を手に入れました。

    P258
    >これは痛チャリなどではない。もっと恐ろしい何かだ。
    痛チャリも度を超えるとこういう表現になるのか。それをデザインする御鏡さんマジぱねぇ。

  • 登場人物同士の関係が見えてくる巻。

    才能に関する葛藤がないので、ポイントは低め。

  • 多視点の短編集でいままでなかったのでよかった。隔巻でやってもいいのでは。
    桐乃がウエディングドレス切る話の最後の挿絵が良い。
    言われてる様にあやせの挿絵がないのは不満。

  • C0193 8巻が最終回みたいな展開だったので、心配だったのですが、大丈夫でした。なんか、逃げみたいな感じはしますけど。全編妹視点かと思ったら、あやせでくつがえりました。麻奈実が出て来なかったのは、今後の展開への準備からでしょうか。

  • 京介がすげーイケメン化してるw
    全体的にキャラがいい方向にぶっ壊れていて面白かったです。

  • 11.10.01読了。いろんな人が主人公となり話が進む短編集。話の当たり外れはあるけど日向ストーリー、あやせストーリーは良。それにしてもあやせの暴走勘違いツンデレはたまらんぬ。

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著者プロフィール

電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『エロマンガ先生』著者。

「2022年 『エロマンガ先生(13) エロマンガフェスティバル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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