乙女ゲーの攻略対象になりました…。 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 106
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708807

作品紹介・あらすじ

なぜか乙女ゲームの世界に放り込まれた、俺。しかも攻略対象になってしまったようだ。てことは、もしや美少女たちにアタックされまくり!?ウヒョ。と喜んでいたのもつかのま、そうそう都合のいい話はないようで。どうやら攻略されると、俺の死亡ルートに突入するかもしれず…。死の恐怖におびえる中、誰もが憧れる美少女たちが、俺を落とそうと次々やってくるのだった。美少女か、命か。どちらを取るべきなのか?それはもちろん-。乙女ゲームという名の、ちょっぴり変わったデスゲーム・ラブコメ。

感想・レビュー・書評

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  • これはまたなんとも微妙。

    アイディアは悪くなく、掴みもまずまずなのに、どこへ向かって着地するかが分からなく、なにを楽しめばいいのか分からなかった。
    メインヒロイン・宮川乙女ルートに入ったら死亡確定のため他のルートを目指すということは分かったが、主人公がゲーム内の人生と「前世?」の人生を生きてきた経験と両方あるのが紛らわしく、読んでいて引っかかる。乙女ゲーの世界に入ったけど、攻略対象としての記憶もありますよ、ぐらいじゃダメなの?
    ヒロインもつかず離れずで、基本的に主人公がイベントを回避する方針で動いているため、盛り上がらない。
    何よりメインヒロイン・宮川乙女の思考回路が謎。自身がゲーム主人公としてずっと演技していたことに気付いて、嫌悪感はないの?主人公を問い詰めるでも協力を求めるでもなく、何をしたいのか分からない。ラストの告白シーンも唐突。何を持って主人公を好きになったの?
    また主人公が妹から聞いた乙女ゲー知識を都合のいいところで思い出す点が読者としてはアンフェアだと感じた。

  • タイトルの通り、乙女ゲームの攻略対象になってしまい
    さらにバッドエンド=死のパターンが多数存在するため、自分ルートに入らないようにするお話し

    まごうことなきラノベ
    無駄な修飾と説明はラノベの典型だよね

    でもまぁバグの話をしてたし、ゲームの中って設定は今後も守られるのかね?
    とりあえず、2巻まで読んでから評価する

  • 現実世界の記憶を持ちながらも、乙女ゲームの世界に入り込むという物語がおもしろい。主人公のメタ的な言動やゲームならではの展開を楽しめる。
    女性キャラクターも描写が少ないながらもそれぞれ魅力的に描かれており、ハーレムものとしても申し分ない出来になっていた。

  • 小難しいことなくあっさりと読めます。
    タイトル通りの立場になった主人公が死亡フラグを回避するために必死に表紙の子とのフラグを折りながらゲーム内の情報を集めたりする話です。
    1巻というだけあって交流するキャラが限られていますし、その点で言えば物足りないところもあるのですが、ちゃんと主人公の見せ場がありますし、ハーレム要素もありますが、私は気にならない程度でした。

  • なぜか乙女ゲームの攻略対象になってしまった主人公。
    しかもそのキャラは攻略されると死亡ルートに突入する!?
    ちょっぴり変わったデスゲーム(?)ラブコメ。

    表紙は昔懐かしいときメモ3を彷彿とし、中で語られているのも初期のギャルゲっぽくて懐かしさを憶えた!
    世界観も妙に凝っていて構成もいいが、全体的に淡々と進んでいて盛り上がりに欠けている感じがした。
    あと、ほぼ乙女ゲー内の視点で描かれているのに、ちょくちょくでてくる現実世界の話が、ちょっと鬱陶しかったかな。

    お気に入りは、桜妹。

  •  良かったのだけれど、物足りなさのほうが目立った。特に山も谷もなく。平々凡々といったところ、設定もありきたりかなぁ

  • 乙女ゲー攻略に励んだことがあるならそりゃ読みたくなっても仕方ないよね?

    弟の本棚を漁っているときに発見して読み始めました。まじつまんなかったらさっさと読むの止めたろーとか思ってたけどもついつい読んじゃったよね~(笑)

    乙女ゲーについてこんなに熱く語られたら面白くって止まんなくなっちゃったってのと、自分がこれまでやってきた乙女ゲーとの相違点を一つ一つ思い返しながら読んでたらいつの間にか最後まで読んじゃったってのと。

    わたしは好き嫌いが激しいから目当ての攻略対象は少ないことが多いけど、この妹ちょんのようにフルコンプ特典の為に全ルート制覇したりとかはよくやりました。攻略サイトとか見ないと延々バッドエンドループしてたりまさしくこの小説の主人公のごとくあーだこーだと分岐を試してやったのも懐かしい思い出。

    そんなこともあり、この小説は乙女ゲーに興味ない男性の方にも、よくよく経験のある女性の方にも楽しんでもらえる作品なんじゃないかと思います。面白かったです\(^o^)/

  • 乙女ゲーの攻略対象になってしまった武尊湊.
    前世?の記憶を持ちこの世界に違和感を感じていた彼だが
    イケメンというわけでもなくフツメン.
    前世?の記憶によると俺ルートに入ると死亡フラグが大量あるらしく….
    というわけです.

    最近なんだかんだでちょっと乙女ゲーに触れる機会があったので
    その影響もあると思うんだけどすんなり読めたね.
    やっぱ食わず嫌い?は良くないよね.

    さて,色モノ枠の湊くんだが,何故かそんな彼に熱視線を送ってくる乙女ちゃん.
    あ,乙女ちゃんってのは前世?の記憶の乙女ゲーの操作キャラね.
    さらに乙女ちゃんのライバルの金髪お嬢様,声レベル5,乙女ゲーマーたちも….
    しかし,ルートに入る=死亡フラグ….

    なかなかおもしろかったよ.
    続きも気になるんだな.

  • 9784048708807 317p 2012・1・10 初版

  • 面白かった!ハーレム系の話は苦手だったけどコレはいける!
    次巻もあるからなのか、この巻は女の子のキャラ紹介で終わった。しかし、全員が個性的で味のあるキャラだったのでスゴく良かったです。
    不満は主人公のライバルになる男キャラの説明があんまりなかったことですかね。

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著者プロフィール

1982年生まれ。福島県出身。東京都在住。著書は『騙王』『謀王』『依頼は殺しのあとに』『ショコラの王子様』(いずれもメディアワークス文庫)など。

「2016年 『非モテなオレが5日間でヒロインと出会うまで 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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