中学んとき

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739696

感想・レビュー・書評

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  • <内容>住宅ローンにパワハラに、転職婚活株価に過労―大人はもれなく大変だ。でも、中3男子にゃかなわない。痛くてバッカみたいで、愛おしい―思春期4人の必死な日々。

  • 学生時代の話で、なかなか面白いが、いまいち爽快感はない。

  • 子供にも勧めました。中学時代の独特な感性。共感しました。

  • 四つの中学の3年男子が主人公の中編4編。「逃げ出した夜」は読後感最悪ですが、それ以外の3編はまぁまぁかな?。それにしても、今日日の「いじめ」は陰湿ですね。おじさんが若い頃はこんないじめはなかった。ストレスフルな子供達が多いのも理解できなくはないかも。

  • 六本木に電車一本で行けるが都内のはずれの中途半端に田舎な学区にある、二月中、三月中、四月中、五月中、という4つの中学校を舞台にした連作短編集だ。
    中学生の青春物語、というにはけっこうブラックな色調の短編もあり、明るく爽やかが中学生じゃないぜ、と作者に言われたような気持ちになった。

  • 市内の4つの中学校の男子生徒が主人公の短編集。
    純情少年、反抗期少年、そろばん少年、ハードボイルド?少年の4人。
    最後にこの4人がリンクするのかな、と思ったがそうはならなかった。

  • 微妙、、、

  • 想像していた内容とかなり異なり少々戸惑ってしまいました...。
    軽くて緩めな青春コメディものかと思いきや...
    なかなかにシビアで現実的な現代の中学達が主人公なのね...。

    正直実状の中学生が全く接点なく、分からないため、
    この作品がリアリティーのあるものなら、ツラくもあり、
    少し心重くなる。

    彼らのその後はどうなっているのか...それぞれが思春期に抱えた悩み、
    痛みはその後の成長に於いて少なからず左右されるはず。
    出来ればそこも含め彼らのストーリーが繋がっていると
    個人的には好みの作品になったかも...。

  • 誰もがあっという間に駆け抜けた中学3年生の頃。
    いろんな思い、イタイのやらアツイのやら。
    私はどの子に一番近かったのかな。

  • タイトルそのまま、中学生男子の様々な出来事。
    懐かしの青春でもあり、イマドキの青春でもある。

    【図書館・初読・9/8読了】

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著者プロフィール

1969年東京都生まれ。立教大卒業。2007年「みなさん、さようなら」でパピルス新人賞、「ブラック・ジャック・キッド」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、「すべての若き野郎ども」でドラマ原作大賞特別賞の新人賞三冠を達成。他著に『空とセイとぼくと』『オープン・サセミ』『ハロワ!』『中学んとき』『青少年のための小説入門』などがある。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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