- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048741385
感想・レビュー・書評
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粘膜シリーズは読んでないが気になる作家さんだったので、古本屋
で新刊を見つけたので読んでみた!予想以上にグロくなかった印象。(グロい作家のイメージが先行してる為)でもこの世界観は何!?終盤一気にグイグイ引っ張られてあっという間に読んでしまった。パワーあるねー。もうはちゃめちゃ!粘膜シリーズを読んでみたくなったね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前から読みたかった作家さん。
粘膜ものを読む前に、グロさを押さえてるというこちらの新刊を。
チカラ技というか、負のパワーというか、
ぐいぐい引っ張られてあっという間に読み終わってしまった。
そんなことあるんかいなと頭にハテナが浮かぶ間も無く、
押し切られて爽快、という感じ。
後味は悪いけどね。
ミステリー要素もあり、エログロが大丈夫なら素直に楽しめると思います。 -
登場人物の描写がそれほど深くないせいか、後半の言動が唐突すぎる感じを受けていまいち腑に落ちない。不自然な点が結構多くて気になる。
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なんと言ったらいいのか・・・飯野 文彦さんの『バッドチューニング』やら平山 夢明さんの『白するユニバーサル横メルカトル』、そんな感じのものかなと予想して読んでみたけど、やはりそっち系だった。暴力シーンとか読むと、自分がそういう仕打ちを受けてる気がしちゃうので苦手なんですよ、実は。じゃぁ、読むなよ、って話なんですけどね。
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■んー。ちょっと...というかかなりグロい。桐野 夏生の作品をもうちょっとグロテスクにしたような。グリグリと頭を揉みながらでも読まされてるしまうようなダークな魅力があるんだろうけど、この弱ったタイミングで読むのはちょっとキツかったかも....。(笑
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粘膜シリーズでない飴村作品。これまでのような奇抜さがなくなり
おとなしい感じがする。もういいかな。 -
生きる希望を失った高校2年生の正矢。独房に監禁された、記憶喪失の兵士。絶望の淵にいるふたりは、やがて互いの夢の中に現れるようになった。彼らの過去には恐るべき謎が隠されていて…。
第2次大戦中のグロテスクな描写、南方の想像上の珍獣など、飴村行らしさは所々に感じさせるのだけれど、粘膜シリーズのような破天荒なパワーがなかったのが残念だった。ぜひじっくりと腰を落ち着けて、また変な作品を書いてもらいたい。
(C) -
とことんイッちゃってた粘膜人間に比べるとエロもグロも抑えた感じだし、設定も現代だったので読みやすくて一気に読めた。ミステリーもあったしラストもよかったのではないでしょうか。たまにはこういう作品を読むとストレス解消になるなぁ。誰もが持っている爛れた闇っていうのは納得。
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2011/03/26読了