- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048868877
感想・レビュー・書評
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アニメ2期のラスト近くのエピソードだけど、ほぼ全体がアニメには未収録の巻になります。
未収録であることでわかるとおり、この巻のエピソードって、わざわざ新キャラを出して、1巻使って語るほどのものだったのかどうかがまず疑問です。
根本には、作者があとがきに書いている『仲の悪い兄妹が、なんとよりにもよってエロゲーを通じて絆を取り戻していく』話だとみんな思っていたのに、二人は絆を取り戻すのを通り越して男女の関係に邁進しつつあり、その超展開の辻褄を合わせようとして、でもやっぱり超展開すぎると思うのです。
そもそも、いったん失われていたのは兄妹の絆であったはずではないのでしょうか…。そもそも、兄妹が男女の仲になることを期待していた読者がどれだけいるのでしょうか…。
いや、別に創作物の中ですから兄妹だろうといくらでも男女の仲になって頂いて構わないのですが、でも、そう言うカテゴリの作品ではなかったはずではないですか? -
桐乃と京介が仲が悪くなった原因が語られる。
中学生時代の京介が熱い性格で最初の印象と大きくずれていることに驚いた。変わってしまった理由もある程度予想はできていたが、麻奈実が絡んでいるということで改めて納得した。この話はいろいろなところで麻奈実が黒幕として出てきたので最終巻ではどのように活躍するのか。早く続きを読みたくなる内容だった。 -
ここに来て、新キャラ登場。
もう桐乃さん、兄貴ラブなところは隠さないんですね。
着地点が怖くてしょうがない。どうなるんでしょうか。 -
20140323
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クライマックス直前の本巻は、過去のエピソードが描かれ、なぜ京介と桐乃が、そして桐乃と麻奈美の仲が悪くなったのかが明らかにされることになります。
中学時代の京介は、クラス委員として何事にも全力で取り組む熱い少年でした。彼は、櫻井秋美(さくらい・あきみ)という不登校の少女を学校に連れ出そうと全力を尽くします。彼の努力が功を奏して、しだいに秋美はクラスに溶け込み始め、修学旅行に参加することになります。ところが、彼女に良い思い出を作ってあげようという京介の好意から、秋美がケガをしてしまうというアクシデントが起きてしまいます。この事件がきっかけで、京介は自分の努力が実を結ばない現実を思い知ります。そんな彼の姿に失望する妹と、ありのままの京介を受け入れようとする麻奈美との間にも亀裂が生まれてしまいます。
こうして、過去と向き合うことで自分の気持ちを確認した彼らに、いよいよ決断の時が迫ります。巻末には、第12巻へ向けてのプロローグが収録されており、桐乃、黒猫、あやせ、麻奈美たちの決意が示されます。
「チャリで来た」がおもしろすぎます。 -
ぶっ続けで読んできましたが、12巻目が未購入なので、一旦休止。
ラスボスねぇ。というか、ある意味理想の彼女だよね。下手すると都合の好い女になっちまいますが。ていうか、このハーレム構造を成立させてんのは地味子さん貴女でしょ、実際。
中学生高校生が織り成す物語というのは、日常を描いていてもいずれは通過儀礼の様なものを避けられないところがたまらなく良いですね。アニメ見てればよかったな。 -
最終巻に向けて色々動きだすと言った感じ。
皆が自分の気持ちに正直になり、心の整理をつけていっている。今までの妹との日常の人生相談は全く影も見せず、物語が一気にクライマックスに向かっているのがよく分かり、読むのを辞められない。
個人的には麻奈実を応援したい。ここまで思ってきて、一緒になれないとかあまりにあまりすぎる。でも、最終巻で普通にあり得そう...。 -
桐乃と京介の仲が悪くなった理由が語られる巻。+最終巻への下準備といったところか。
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この展開はwktkです!
最終巻に期待(^-^)/