- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048868877
感想・レビュー・書評
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京介争奪の最終決戦前夜という感じの11巻。
ここに来て新キャラが登場。
過去話をする際に必要だったというのもあるが一番重要なのは京介に
「今、好きな人がいる」
と言わせたこと。
各ヒロインから全方位的に好意を向けられてて、結局最後まで誰も選ばないで終了というのは多々あるが、話としては全くしまらない。
「そういった結末はない」ということを示す京介のセリフに最終巻が否応なしに楽しみになってくる。
この巻で意外な麻奈実の一面を垣間見たりしつつも、一番順当なのはやはり麻奈実かなぁ。逆に順当すぎる気も。
次いで黒猫、あやせ・・・大穴気味で加奈子がいるが最終巻の展開次第で・・ってところなのでホントどうころぶかわかなんないね。 -
発売されていることを知らなかったのだけど 今日 本屋に行ったら 見つけて購入。好きなシリーズ だったのですが、いよいよ次で最終巻か。。 最後期待してます!
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今回は、過去編がメインでした。具体的には、3年前の出来事をつらつら。正直過去編には、あまり興味が持てなかった・・実際、この話大事な部分ではあったのだけれど、最後の数ページの方がインパクトはあったのかな?まぁ、わかりきっていたこの展開。あやせの話から始まるものと思っていましたが、あまり出番はなく残念でした。
次で最終巻に続くと書かれていたので、この話も終わりですか。もっと出てきて欲しいキャラもいましたし、少し残念ではありますが楽しみにしています -
まず読み始めて「あれっ……あやせの続きは?」と、一瞬読む巻を飛ばしたかと疑いました。大丈夫、飛ばしてなかった。でもその辺りが明らかになるのは次巻とな。まあこれまでの各巻も綺麗にまとめられていたから、ちゃんと結論は用意してあるでしょうし、気長に待ちたいと思います。
今巻はいきなりシリアスな展開で、これはもしやそろそろ終わりに向けてのラストスパートかと思ったら、やはり次が最終巻だそうです。面白かっただけに残念だなあ。でもだらだらと間延びした話が続くよりはいいですね。
京介の過去や桐乃の真の思いには正直驚きましたが、麻奈実の今まで見えなかった面にもびっくりしました。あらまあ……この子こういう娘だったのね、という。
来るところまで来たなーという感じのこの話を最終巻でどうまとめてくれるのか、期待しています。 -
京介と桐乃の冷戦の発端となった「3年前事件」について、京介が語ります。これが、現在の京介視点なのか、3年前の京介視点なのかがわかりづらいです。わたしの解釈だと、混在だと思っています。好意の表現手段として、暗喩とか匂わすとかではなくての直接表現は、文筆業的にどうなのでしょう?
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憧れていた親友はコミケに行き同人誌を袋に詰めてるんるんで帰るようなひとで、憧れていた先輩は一人暮らしをしている男の家にスキップをしながら通うひとで、憧れていた兄貴はなんてことのないごく普通のひとだった。
大切なことは自分の理想を無理矢理相手に押し付けるのではなく、相手の現実をそのまま自分で受け入れる。
……ということだろうか?
正直、読む前はネットの情報を鵜呑みにしてバカにしていたのだが、読んでみると実に面白かった。これも上記の内容に当てはまるのかもしれない。
さて、この作品も次巻でラストとか。予定では「最終巻が発売される前までに読み終える」はずだったのだが、一日一冊以上のペースで読み進めてしまった。この責任は重い。
話が逸れた。
京介の築き上げたハーレムを作者(と編集)がどのようにまとめるかが、ただただ楽しみなわけだけど、この巻の「今も三年前も同じ答えだ」という言葉から、桐乃か真奈美に絞られた気がするけどどうなんでしょう。
というかなにがすごいって妹であるはずの桐乃ルートを最後まで捨てきれないところだよね。
個人的には十二巻、時間が飛んで「俺は高坂京介、ごくごく平凡な大学生」という展開が面白いと思う。楽しみにしてます。 -
ラスト前の過去掘り下げ。妹モノに付き物の業を不人気キャラに押し付ける形になったのは、商業主義に敏感な作者ならではか。一応混戦を匂わせる形で次巻へ続く形になったが、このライトなノリからするとあまり深刻にならず、落ち着くところに落ち着きそうな気配。ちゃんとキレイに締められることを願うが…。あんまり期待はできないな。ともあれ最終巻次第だ。