コロボックル物語(1) だれも知らない小さな国 (児童文学創作シリーズ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 793
感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061190757

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの頃夢中になって読んだ本
    今読んでも充分面白い
    古本屋かえりみちにて購入

  • ちいさなひとのころぼっくるが、どこかにいるのかもしれないとおもった。

    • daigohyakushimaさん
      コロボックルをしんじるひとだけがみえるのかな?
      コロボックルをしんじるひとだけがみえるのかな?
      2019/01/09
  • 小学高学年の時に読んだコロボックル物語シリーズ。
    久しぶりに再読しました。
    これはシリーズ最初の①番目で、主人公セイタカさんが初めてコロボックルに出会うお話です。
    セイタカさんが、子供の頃に見つけた小さな小山が舞台です。そして一瞬みた小人さんに驚きながらも受け入れます。
    こんもりとした杉林に囲まれた、小さな泉、小川のある秘密の場所…。そんな場所には本当に何か?がいるかもしれないなぁなんて思ってしまいます。素直に読み進められる文章と、村上勉さんの挿絵に癒されました。長年愛され続けていることに納得の一冊です。

    

  • 全編がファンタジーなのかと思っていたがそうではなかった。
    物語は戦後から戦前に遡り、あまり明るくない時代から始まる。
    子供の頃にこぼしさまの話を聞き、こぼしさまは必ずいると強く信じやがて見つける。
    そして協力し合いついには彼らが安心して暮らせる小さな国を作った話。
    ファンタジーとリアルが混ざり合った、夢のようでもあり勇気を持って現実に向かって行こうと言われているようにも感じられる作品。
    ちょっとファンタジック過ぎるかなと思う箇所もあるけれど。
    子供から大人までが読んで何を感じるかだと思う。

  •  最近他界された佐藤さとるさんの処女作である(たぶん)。
     めぐり合わせのためか私は佐藤さんの物語を読んだことがないか、読んでいてもそのお名前を意識することはなかった。
     今回このような機会があって、また数多くある作品の中でこれを勧める声を見かけて、手に取ってみた。

     良質の、などと言うとどうしても陳腐な表現になってしまうけれど、いつも前向きな主人公の、少し不思議な出会いの物語である。
     冒頭に舞台となる場所の地図があって、これがまた素晴らしい。丁寧な描写とあわせて地図を眺め、かつて自分も楽しんだような「冒険」を思い出させてくれる。
     当時の当人達にとってはなんでもない日常が、時の流れ以上に遠い昔の遠い世界のように感じる。

  • 読んでないと思ってたけど、読んだんだなきっと小さい頃に、と。
    ふわふわと思い出せる幸せな感覚。

  • 多摩図書館が編集した、子どもへの読み聞かせに適した推奨本の一冊。

    「いろいろなタイプの少し長い物語」としてあげられたなかの、「ファンタジー」として紹介。

    「子どもを本好きにする10の秘訣」>「冒険・ファンタジー」で紹介された本。

  • このお話、小学生の頃に読みたかったなあ。中年になって初めて読んで、ほのぼのしたけど、子供の心で読めたら、ハラハラどきどきワクワク感がもっとあっただろうと思った。

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著者プロフィール

1928年、神奈川県横須賀市に生まれる。1959年、『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞国内賞他を受賞。コロボックルシリーズをはじめ、『かえるのアパート』、『おばあさんのひこうき』などの名作を次々に発表。日本の児童文学の代表的作家の一人。

「2009年 『もうひとつのコロボックル物語 ヒノキノヒコのかくれ家 人形のすきな男の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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