コロボックル物語(1) だれも知らない小さな国 (児童文学創作シリーズ)
- 講談社 (1985年2月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061190757
感想・レビュー・書評
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子どもの頃夢中になって読んだ本
今読んでも充分面白い
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ちいさなひとのころぼっくるが、どこかにいるのかもしれないとおもった。
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小学高学年の時に読んだコロボックル物語シリーズ。
久しぶりに再読しました。
これはシリーズ最初の①番目で、主人公セイタカさんが初めてコロボックルに出会うお話です。
セイタカさんが、子供の頃に見つけた小さな小山が舞台です。そして一瞬みた小人さんに驚きながらも受け入れます。
こんもりとした杉林に囲まれた、小さな泉、小川のある秘密の場所…。そんな場所には本当に何か?がいるかもしれないなぁなんて思ってしまいます。素直に読み進められる文章と、村上勉さんの挿絵に癒されました。長年愛され続けていることに納得の一冊です。
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最近他界された佐藤さとるさんの処女作である(たぶん)。
めぐり合わせのためか私は佐藤さんの物語を読んだことがないか、読んでいてもそのお名前を意識することはなかった。
今回このような機会があって、また数多くある作品の中でこれを勧める声を見かけて、手に取ってみた。
良質の、などと言うとどうしても陳腐な表現になってしまうけれど、いつも前向きな主人公の、少し不思議な出会いの物語である。
冒頭に舞台となる場所の地図があって、これがまた素晴らしい。丁寧な描写とあわせて地図を眺め、かつて自分も楽しんだような「冒険」を思い出させてくれる。
当時の当人達にとってはなんでもない日常が、時の流れ以上に遠い昔の遠い世界のように感じる。 -
読んでないと思ってたけど、読んだんだなきっと小さい頃に、と。
ふわふわと思い出せる幸せな感覚。 -
多摩図書館が編集した、子どもへの読み聞かせに適した推奨本の一冊。
「いろいろなタイプの少し長い物語」としてあげられたなかの、「ファンタジー」として紹介。
「子どもを本好きにする10の秘訣」>「冒険・ファンタジー」で紹介された本。 -
このお話、小学生の頃に読みたかったなあ。中年になって初めて読んで、ほのぼのしたけど、子供の心で読めたら、ハラハラどきどきワクワク感がもっとあっただろうと思った。