100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
4.22
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本棚登録 : 10822
感想 : 1382
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061272743

感想・レビュー・書評

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  • 母も子どもの頃読んだなぁと思いながら図書館で借りてきた。
    息子に読みながらこんな話だったかと思い出し、母の方が、毎日大切に生きなきゃとジーンときてしまった。
    当の本人は、いまいちピンときてない様子。
    年齢上がったら再挑戦するリストに仲間入り。

  • 大切な人に会って、自分が死ぬより何倍も悲しい。
    そのことをわかる人に

  • いつ読んでも元気を貰える。
    他人に施しを貰うより、自分で自活する生活が楽しくて、さらにいうと愛するひとの為に生きる事がより幸せに感じるということなのかな。

  • 娘に読み聞かせをする時、
    いつも途中で自分が涙声になってしまう。

  • 5歳4ヶ月男児。
    泥棒のねこだったり、船乗りのねこだったり、サーカスのねこだったり、誰かのねことして何度も生きて、それなりに可愛がってもらって、死んだときにはそれなりに悲しんでもらえて。
    でも奥さんをもらって子どもを育てて、初めて自分の人生?を生きた、ってことなのかな。

  • まだ4歳の娘には長かった。
    面白いとは思うけど、名著と呼ばれる良さがいまいちわかっていない。

  • 100万回生きる事はこの猫にとって何でもない事。
    それは生きる事は猫にとって退屈で何でもない事だった。その考えを覆すのは、
    "誰のものでもなく、自分自身を生きるという生き方"になったとき。
    自分が100万回生きたという事実でも自慢話でもある事を相手にしない、過去にこだわらず、今の猫を好きになった白猫に恋をして、幸せになり、誰かを好きになり自分も好きになり、その生き方も好きになったときにちゃんと死ねた事が何より深く、子ども達にもなんとなくその深さが分かる素敵で深い大切な事を教えてくれる絵本だと思った。

  • 私も、いっぱいいっぱい好きになれる人と出会いたいと思いました。

  • 銀行の待ち時間に本棚にあり、読みました。なんでかわからないけど、泣きました。人生でだいじなことは何なのか、何のために生きるのか、生きる喜びとは何か。そんなことを伝えてくれた気がします。

  • 大人になって読むことでやっと意味がわかる、そんなことを思う絵本

    他者を愛するということは愛しくて哀しくて辛くて幸せ

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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