空の境界 未来福音 (星海社文庫)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061389199

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ番外編。

    今回は、「未来視」の能力をもち、連続爆弾事件の犯人である倉密(くらみつ)メルカと、おなじく「未来視」の能力者である瀬尾静音(せお・しずね)の二人の人物が登場し、彼らと幹也や式とのかかわりがえがかれます。

    式のバトルがあるものの、本編にくらべるとアクション要素は控えめで、人間が未来とどのように向きあっていくのかというテーマを掘り下げるような作風になっています。個人的には、本編よりもこちらの落ち着いた雰囲気のほうが気に入っています。

  • 「空の境界」の方は昔に読んだ事があったのだけどそれの続編というか外伝であるのが本作。厚さが薄めなのであまり内容の濃さには期待してなかったんだけど「空の境界」ファンの私にはそれでも十分楽しめた。「空の境界」本編の内容をわりと忘れてるのでそちらもまた読みたくなる。それにしても幹也くんはどこでも人誑しだなぁ…。

  • 未来視。たしかに変えられない未来が見えるだけであれば大して意味ないよなぁと。

  • こっちは二度目くらい。
    スピンオフとして未来福音はやっぱり最高なんだよなぁ

  • 物語の時間軸はどうあれ、「空の境界」全体として、しあわせなエピローグって感じの話でした。
    未来視についての考察も、シリーズならではのうんちく具合が良かったと思います。
    もう少し分量があっても良かったかなぁ?
    シリーズとしてはしっかりとけりがついているし、外伝も作りづらそうだから、このくらいがちょうど良かったのかもしれませんけど、もう少し読みたい感じもしました。

  • 空の境界の上下を読んでから読むことで、
    あぁあそこの抜け落ちてた部分はそういうことかと納得ができる。

    緊張感的なものは本編に比べて少し薄い。
    でも憎い演出というものは変わっていない。
    全くずるい。

    「死ぬかもしれない」と「ひどい目にあう」のトンチは何がどうしてずれたのだろうか。
    幹也なりのジョークであったのか。

  • 空の境界本編は読了済み。DVDで言うならボーナストラックと言った感じの作品。文章が難しいので読んで内容を理解したわけではないが、過酷な運命が終わってからも無事に式と幹也は一緒にいるということが解っただけでもこの本を読んだ意味はあると思った。ここらで空の境界の本編の映像を見なおしてみようかなという気になった。感想はこんなところです。

  • 違う種類の未来視の人の話し
    一人はコクトーによって前向きになれて、もう一人は式のせいで力をなくし、自分の人生を歩むように
    そして最後の一人は、10年以上経って救われる。
    ところで、式の実家ってヤクザだったっけ?

  • ファンデスク的。奈須さんの文章はやはり好き

  • やっぱり奈須きのこなんだよなぁ

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著者プロフィール

ゲームシナリオライター・小説家。ノーツ所属。シナリオを手がけた主なゲームに『月姫』『Fate/stay night』『Fate/hollow ataraxia』など。小説作品には『空の境界』『DDD』『月の珊瑚』などがある。

「2022年 『空の境界 the Garden of sinners(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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