氷川清話 (講談社学術文庫)

著者 :
制作 : 江藤 淳  松浦 玲 
  • 講談社
3.84
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本棚登録 : 1098
感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061594630

感想・レビュー・書評

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  • 勝海舟偉人だね。政治家になりたい、起業家になりたいみたいな人は読んだほうがいい。深く深く。

  • 勝海舟の人柄に触れられ面白く読めた。あとがきがくどいけれど思い入れは伝わった。西郷さんや大久保木戸など同時代人としての人物評論も新鮮。大局でのものの見方は見習いたいところで、特にアジア観などは現代人の方が見えていないとこが多い気もする。情報は今の方が多いはずなのに、むしろ見えなくなってる気がするのはなぜなのだろう。

  • ずいぶん以前に読んでいた のでとりあえず読了に
    未読が減ったら再読しますw

  •  
    ── 勝 海舟《氷川清話 20001208 講談社学術文庫》江藤 淳&松浦 玲・編
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/406159463X
     徳富 蘇峰 歴史評論 18630314 肥後   19571102 94 /文久 3.0125/廬花の兄
     |
     巌本 善治 女子教育 18630730 但馬 東京 19421006 79 /文久 3.0615/真理の祖父
    ── 《勝海舟むかし語り ~ 巌本 善治・編《海舟座談》より ~ 》 
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19790511 君去りし後 ~ 巌本家の周辺 ~
     
    http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n324070(20141215)
     5W1H ~ いつ誰が、どこで何をか示さない伝聞は怪しい ~
    http://twilog.org/awalibrary/search?word=%EF%BC%95%EF%BC%B7%EF%BC%91%EF%BC%A8&ao=a
     
    ── 勝 海舟《猟官運動》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/**********
     
    …… 無理はない話しさ。それは御一新の際には、武士が皆な家禄を持
    つて居たから遊んで居ても十分食へたのだ。尤も脱藩の浪士などの間に
    は、不平家も少しはあつたが、大抵な人は所謂恒の産があつたから、
    そんなに騒がなくつて……。
     
    (20150514)(20170603)
     

  • ご一新が、人々の記憶から薄れかけ、藩閥政府の活動が混迷して行き詰まりを見せだす頃、維新の際に高い見識を示した海舟の「ご意見番」的発言が、世に求められたということだろう。
    自慢話のようなところが多いのだが、そういう胆力と自在さ、そして底にあるれ冷徹な眼が大事だ、と思わされてしまうだけの内容がある。

  • 勝海舟の晩年の談話の数々を多数収録している。
    お年寄りの癖なのか談話中には同じ話が何度も何度も出てくるが、過去のいくつかの経験がそれほどまで印象深く海舟の中に残っていることの表れであるように思え、興味深かった。
    幕末好きならば1回は読むべき1冊。

  • [ 内容 ]
    幕藩体制瓦解の中、勝海舟は数々の難局に手腕を発揮、江戸城を無血開城に導いて次代を拓いた。
    晩年、海舟が赤坂氷川の自邸で、歯に衣着せず語った辛辣な人物評、痛烈な時局批判の数々は、彼の人間臭さや豪快さに溢れ、今なお興味が尽きない。
    本書は、従来の流布本を徹底的に検討し直し、疑問点を正し、未収録談を拾い上げ再編集した決定版。

    [ 目次 ]
    1 履歴と体験
    2 人物評論
    3 政治今昔談
    4 時事数十言
    5 勇気と胆力
    6 文芸と歴史
    7 世人百態
    8 維新後三十年

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 詰まる所知識より胆力だという思想をベースに大局観と勇気をもとに決断することを進めています。回顧と偉人の人物評、明治初期、伊藤内閣、日清戦争についての論評が中心。組織を率いるような人は一度読むのをお勧め

  • 勝海舟の生い立ちや政治観、人生観、人物評論を本人の言葉で纏めた本。
    旧かな遣いで綴られている為読みづらいが、難局や身の危険を真正面から受け止め、泰然と構える海舟自身の器の大きさに驚かされた。抽象的な部分の多く、全てを鵜呑みにする気にはなれないが、「無神経は強い」「必ずこれのみと断定するな」といった現在でも通用する物事の捉え方は参考になった。

  • 非常に偏った視点ではあるけれど、幕末から明治にかけての裏事情を知ることができる。大人物とはどの様なものかを知ることもできた。

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