二重らせん (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061837157

感想・レビュー・書評

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  • ■書名

    書名:二重らせん
    著者:ジェームス・D・ワトソン

    ■概要

    医学の大発見である、二重らせん。その発見までを自伝
    形式で記載してある一冊

    ■感想

    読むのに疲れた一冊です。なので、あまり頭に入って
    いない一冊でもあります・・・

    やはり、興味が無いものを読む時に、何かポイントを見
    つけないと、読むのが苦痛な読書となってしまいますね。

    今回は、内容には興味があったのですが、いかんせん、
    文体が合わなかったようです。

    内容的には、医学的な非常に重要な発見までが記載されて
    いますので、興味があれば面白く読めると思います。
    (私みたいに、文体が合わないということが無ければです
    が・・・)

    読むときの注意点として、登場人物が覚えにくく、多いので
    読むのであれば一気に読んでしまう事をお勧めします。

    ■気になった点

    ・特になし

  • 理系の生物・化学好きにはたまらない一冊!!


    DNAの今では常識となった右巻き二重らせん構造の発見と証明をめぐっての、ポーリング対ワトソン-クリックの競争や、37歳で亡くなったフランクリンの話が、ワトソン目線で描かれていて人間模様やノーベル賞を取るまでこんな人生なんだと知ることができました。

    ぜひ古典の一冊としておすすめです。

  • ジェームス・D・ワトソンの二重らせんを読みました。DNAモデルの発見者の一人であるワトソン博士がDNAの構造を発見するまでの過程を自ら語った物語でした。現在では、DNAが二重らせん構造であることは誰でも知っている事実ですが、最初にその構造を解き明かした若者たちがどのようにしてこの発見を行ったのか、ということが書かれていました。彼らは化学の実験に夢中になるだけでなく、女の子が招かれているパーティーに出席したり、自分の研究を認めてもらうために苦闘したり、と人間くさいことをいろいろやっているのでした。とは言え、彼らはDNAの構造解明というレースに勝利した人たちであり、その才能だけでなく努力も大きかったのでした。私は化学の知識はほとんどないので、技術的なところは理解できませんでしたが、読んでいてわくわくしてくる物語でした。

  • ワトソンとクリックの二重螺旋発見秘話が、小説風に描かれる。科学の美しさに触れることのできる作品

  • 出版社/著者からの内容紹介

    生命の鍵をにぎるDNAモデルはどのように発見されたのか?遺伝の基本的物質であるDNAの構造の解明は今世紀の科学界における最大のできごとであった。この業績によってのちにノーベル賞を受賞したワトソン博士が、DNAの構造解明に成功するまでの過程をリアルに語った感動のドキュメント。

    目次
    ローレンス・ブラッグ卿の序文
    ワトソンの序文
    プロローグ
    二重らせん
    エピローグ
    「二重らせん」以後のワトソン―中村桂子

  •  DNAの構造を解明した一人であるワトソンが、その解明までの筋道をたどった本である。ノーベル賞受賞者張本人が書いているところから、さも自慢げに書いているのかと思いきや、全く違う。この本に書いてあるワトソン・クリックは、本当に1人間である。理論を考えては、他の人に欠点を指摘され、振り出しに戻る。その繰り返しでしかない。時には、他の研究所の進捗に焦り、時には、バーでビールを飲みながら愚痴ったり。
     ノーベル賞受賞者だろうが、一人間であることをはっきりと知ることができる本であった。

  • むしろ課題図書。先輩から貰い次いでいるのでカバーがボロボロだったりします。
    まぁ、そんなもの。

  • ジェームス・D・ワトソンによる2重らせん発見までの物語。
    科学の新発見を活き活きと描いた傑作

  • 臨場感が味わえた。

  • DNAの二重らせん構造を決定したのがワトソン・クリックであることは誰だって知っているが、その舞台裏にはいろいろな勢力のいろいろな争いがあったらしい。当然、当事者の自伝は、当人に都合のよい風に描かれることになる。それを意識して読む分には、非常におもしろい本だと思う。ただ、翻訳が残念なくらいに下手糞なので、その辺はおおらかな気持ちで読む必要があるかな。

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