徳川家康(2) 獅子の座の巻 (山岡荘八歴史文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950245

感想・レビュー・書評

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  • 913.6 ヤ (2) 

  • 主に、家康の父・広忠が、今川・織田に挟まれて運命に翻弄されていく話が前半~中盤。

    中盤は、家康が人質として尾張に行ってから、今川に取り戻され、そして織田家のドタバタが中盤~後半。

    ようやくにして歴史の歯車が動きだす頃の内容です。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/406195024X
    ── 山岡 荘八《徳川家康 02 獅子の座の巻  19871001 歴史文庫》1953‥‥
     

  • 織田家に人質、そして信長の兄、信広との人質交換で今川家へ。苛酷な境遇で逞しく育つ。信長の奔放さ、思慮深さも魅力的。11.7.26

  • いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。
    結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸幕府260年の平和な時代を築けたのか、おぼろげながら理解できた気がした。
    また、著者の目を通して描かれた「家康の思考法」に強く感銘を受け、自己統制の本としても傍に置きたいと思った。

  • 竹千代と吉法師の邂逅、のシーンは実は少ないけどどれも和やかでいい

    改めて今川方の人質となったあたりもまだ平和。

    於大を立派な女性にし過ぎてるとは思いますが、仕様だと思います

  • 女の生き様特集のよう。
    特に、片目八弥とお春は涙が出そうになった。

  • ようやく主人公の徳川家康(竹千代)が、
    意志を持った登場人物として出てくるが、
    まだ6歳なので、話の中心には居ない。

    前半は狂ったようになっていく松平広忠、
    離縁され竹千代の身を案じる於大の方、
    その周囲の人々が運命に翻弄される。
    後半は小説の題名は徳川家康なのに、
    空気を読まない信長・濃姫の話。
    まったくもって落差の激しい第二巻。

  • 信長濃姫夫婦がかわいい二巻。家康八才。先は長い。

  • 2巻でもまだ家康は出てこなくて、父広忠や信長の話が中心。器量があまり大きくないことを自覚した苦悩や周りへの影響が描写されていく。「徳川家康」はリーダーシップの本だという人もいるが、この巻からもよく伝わる。

    3巻が楽しみだなー

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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