NO.6〔ナンバーシックス〕#1 (YA! ENTERTAINMENT)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062120654

感想・レビュー・書評

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  •  面白い❢❢❢

  • あさのあつこさんのバッテリーが面白いので、ブクログで評価の高いこちらも読んでみようと思い図書館で手に取りました。

    SFは私の趣味ではなく、SF小説はほとんど読んだことがなく、映画もターミネーター、マイノリティリポート、その他数作しか観ていない。

    そんな私ですが、この本は児童書ということもあり読みやすく、謎とハラハラ感もあり、続きを読みたいとは思いました。

    自分の想像力が乏しくて、いくつかイメージできない箇所があるのが残念。ハリーポッター がそうだけど、本を読んだあと映像を観ると自分の想像が及ばなかった部分を補ってくれるので、今のところは読み終わったらNo.6のアニメを見てみたいと思っています。

  • 再読

  • コンピューターで管理されたナンバーシックスに住む紫苑。
    Aランクの人生だったが、迷い混んだネズミを
    一晩匿った罪で底辺に落とされる。
    でも普通に生活をして暮らしていたが、殺人の濡れ衣をかけられ捕まる寸前でネズミに助けられる。
    体内にハチを植え付けられ命からがら助かったが体に蛇が巻き付いたようなアザが残る。

  • 図書館にて。
    絵本コーナーの近くにあり、娘に絵本を選ばせながらうっかり手に取ってしまった。
    しまった、ものすごく面白い・・・
    これは全巻読まなければならなくなってしまった。
    先が気になってしょうがない。

  • 主人公の紫苑と同じ年頃に読んでいたら、もっとはまったかもしれません。

    まだ、プロローグ的で、話の内容が分からない事だらけですが、テンポが良く、スラスラ読めます。

  • 【あらすじ】舞台は2013年の理想都市「NO.6」。エリート居住区に住む12歳の紫苑(主人公)は、特別警戒地域から逃走してきた少年・自称ネズミと出会う。その出会いをきっかけに、紫苑の人生は一変する。
    シリーズの1巻目。

    【雑感】紫苑もネズミもそれぞれの個性が好き。紫苑の芯の強さ、弱さも含めて他人に曝け出せる素直さを尊敬する。うらやましくもあり。
    出版から10年以上経過(2004年出版)していても、それを感じなかった。描かれる世界観、紫苑やネズミが紡ぐ言葉に、いろいろ考えさせられた。描かれるキャラクターそれぞれに、自分の芯・信がある。
    単純にファンタジーとしても楽しく読める。

  • 『聖都市』と呼ばれるほど完璧な人口都市・No.6で、幼少時に高い知能を認められたエリートとして、なに不自由なく育った紫苑。
    ある嵐の夜、傷を負った謎の少年・ネズミを匿い、傷の手当をした事で、彼の運命は大きく変わっていく。

    異分子を徹底的に排除しようとする非人間的な管理都市と、そのあり方に抵抗しようとするレジスタンスの物語…のように始まるが、ネズミの鮮烈な印象と、無垢なままに彼に惹かれる紫苑の心の動きがいい。

    何故か今まで未読だったので、1日1冊ペースで読み終えた。

    全体通しての感想は、最終巻に、まとめて。

  • 2013年9月7日、「No.6」の高級住宅「クロノス」に住む紫苑は12回目の誕生日を迎えた。台風の直撃した夜、彼の部屋へ侵入したのは「ネズミ」

    「No.6」とは、ユートピアを目指した都市。紫苑は2歳の幼児検診時に知能面で最高ランクと認定されてから最新設備の整った環境で教育を受けていた「No.6」のエリートだった。

    しかし矯正施設から逃走した受刑者「ネズミ」の逃走を助けたことで「クロノス」から追放され、母と二人で「ロストタウン」に暮らすことになった。待遇も特別コースから公園管理の仕事で学費を工面しながら労働局の技術コースに通う身となった。

    ある日公園で作業中に、奇妙な死体を発見する。またそこで一緒だった先輩が同じ状態で亡くなる。突然手からシミが広がり、髪が白くなり、急激に老いていき、呼吸困難を起こし痙攣とともに亡くなる。死後は首のシミからハチが皮膚を食い破り出てきて、飛び立った。

    紫苑は先輩を殺した犯人として、治安当局から逮捕され、西ブロックにある矯正施設へ送られそうになったが、ネズミが彼を逃がしてくれた。

    警戒心のない天然の紫苑
    その母親の火濫(からん)
    意外に文学に詳しいNo.6を憎むネズミ

  • 高度に管理された世界、NO.6
    そこに暮らす少年紫苑はある日ネズミという少年に出会う。
    傷の手当てをして別れたが、のちに彼が命を救い、新しい世界へ連れて行ってくれる。

    これからどんどん話が進んでいくんでしょうが、わくわくさせるところで終わり。

    しかし、いかに幸せとはいえ、すべての物事に口出しされる管理社会ってどうなんでしょうね。犯罪件数は減るだろうけど、人間の幸福度、満足度って上がるのかしら。

    所で、紫苑とネズミにBL臭を感じたのは私だけ?

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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