妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA! ENTERTAINMENT)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 332
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062120661

感想・レビュー・書評

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  • 両親を亡くし早く立派な大人になる事だけを目標としていたら、高校入学をきっかけに妖怪たちが住むアパートへ引っ越す事になってしまいます。
    急ぎ過ぎて頑なになっていた少年の心がアパートで出会うちょっと変わった住人たちと関わる事で変化していきます。
    色々な大人と話す事は世界が広がる事なのです。

  • 高校生の時一回読もうとしたけど何か辞めちゃって、今やっと読んだ!面白い!!
    みんな個性豊かで楽しいし、るり子さんの料理も食べたいし、私もここに住みたい……!
    はやく続き読みたい!ってなった

    龍さんが好きです!

  • (1)~(2)

  • 妖怪アパートの暮らしは少し怖そうだけど楽しそうだと思った。美希8月

  • ずっと気になっていた作品でした。とても読みやすく、あちこちにポイントになる言葉が散りばめられていて時々目頭が熱くなったりも。妖怪が出るのかと思ったら妖怪が住んでいて、妖怪がお世話するアパート。クリと母親の物語は悲しすぎたけど、寂しさも悲しさも切なさもこのアパートでならいつか昇華されていく気がします。夕士はいいアパートにめぐり合えたもんだ。一度寮に移ったのは想定外。竹中が転落していく様はリアルでもありがちな話なんだろうと暗い気持ちになりました。恵理子との仲も少し修復され、夕士が最後アパートに戻って次巻へ。

  • 両親をなくした少年が高校進学を機に、叔父さんの家から学校の寮へ行くことに。しかし、寮が火事で半年格安アパート妖怪アパートへ。本当に妖怪たちがいたが、皆とても気のいいやつばかり。ふれあいの大切さが心温まる。でも、クリとシロの話は切ないなぁ。幽霊に意思があるのは嫌だけど。楽しく読めた。

  • 最近刑事物ばかりだったし、待ち構えている本もヘビー系だから、ちょっと軽いもの読みたいって思って、なんか見たことあると思って手に取った本。
    いわゆるライトノベルなんだろうけど、望んでいた通りのいい意味での軽さだった。

    妖怪住むアパートで高校生になった主人公があれこれ悩みながらいろんな世界に触れて成長していく。続きもよんでいこーっと。

  • 色々な選定に選ばれている本。確かにそれにふさわしい内容。夕士くんが立派すぎてもう。大人にならざるを得なかった夕士くんだけど、まだまだ普通の高校生で、このままで良いのかなって立ち止まったり悩んだり、将来に不安を感じたり。頑張るしかなかった、早く自立しないといけないと思ってきたけれど、妖怪アパートに来て、今までの自分の常識や普通が覆されて、世界は広いものなのだと実感する。肩の力を抜くことも必要なのだと気づく。良いやつも悪いやつもいるのは人間も妖怪も一緒。アパートの愉快な面々や地下の洞窟風呂やるり子さんの温かいごはんが、より物語を素敵にしている。主人公の夕士くんがただの真面目優等生じゃないところも、良い。

  • 義兄から貰った本。
    私は大人になりすぎてしまった。小学生のときに読みたかったな。

  • 友達に薦められて読みました。図書館に文庫本版がなかったので児童書で。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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