チルドレン

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062124423

感想・レビュー・書評

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  • 913-I
    人気作家コーナー

  • 「2005本屋大賞 5位」
    九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/558932

  • 何回読んでもおもしろい。
    陣内が身近にいたらそれはそれで楽しいだろうな。

  • 短編集ですが、すべての話がつながる長編としても読めます。
    めちゃくちゃでぶっ飛んでいる陣内はじめ、一人ひとりキャラがしっかりしてて、面白かったな。さすがです。

  • 「バンク」 盲目の永瀬が良い。盲導犬はベス。「チルドレン」 家裁の調査官 「<a href=\"http://mediamarker.net/u/nonbe/?url=http%3A%2F%2Fwww.aozora.gr.jp%2Fcards%2F000879%2Fcard158.html\" target=\"_blank\">侏儒の言葉</a>」芥川龍之介 に興味。P96<blockquote>「子どものことを英語でチャイルドと言うけれど、複数になるとチャイルズじゃなくチルドレンだろ。別物になるんだよ」とよく言った。そういう性質なのだと「バンク」の破天荒バンドマン・陣内がベテラン捜査官として登場。</blockquote>「レトリーバー」盲目の永瀬と彼女。陣内。「絶対」と言い切れることがひとつもないなんて、生きてる意味がないだろ「チルドレン?」「イン」永瀬の一人称[private]※西諌早図書館で借りる。[/private]文庫版が出たら買いたい。

  •  奇想天外で自由な発想と行動の家裁調査官の陣内が周囲に迷惑を振りまきながら、犯罪を犯した少年の更生(など)を描く。
     対象的に描かれる真面目だけど及ばないキャラの武藤や全盲だからこそ本質を見抜く永瀬がいい仕事をしている。
     不自然に散りばめられた伏線はそれぞれの短編エピソードでは回収、完結しつつ、自然な伏線は始めから終わりまで長編として回収されていて、短編集としても長編としても読める構成になっている。伊坂ワールド全開。

  • 心地良い気持ちになれる作品でした。

    面倒くさい友人、朗らかな彼女、バディの盲導犬。

    この作品では色々な事件が起きますが、テーマは「素敵な仲間」と言うことだと思います。

    友人は多ければ良いわけではない、たった一人でも生涯付き合える友人がいればいいという言葉をどこかで聞きました。

    永瀬が、いつまでも素敵な仲間に囲まれて生きていけることを願ってます。



    ps. この作品も映像化されてるらしいけど、なんだか違う雰囲気らしく、ちょっと観る気にはなれないです。

  • 短編のふりをした長編、というけど、普通の長編のほうが好き。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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