アキレスとカメ-パラドックスの考察

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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062147835

作品紹介・あらすじ

アキレスは本当にカメに追いつけないのか ゼノンの4つのパラドクスのひとつ「アキレスとカメ」。カメより速いアキレスは永久にカメに追いつけないというのは本当か? カラーイラスト満載の科学読み物。

感想・レビュー・書評

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  • ゼノンのパラドックスの考察。アキレスとカメ。不合理だとわかっても論破できない。カメが無限回ギアチェンジ,底無し井戸に落〜笑。"移動する矢は停止している"も考察。自分の頭は文系。

  • 論理を優先するか、現実を優先するか…
    数学の計算では、アキレスは追いつけるが、論理的には追いつけない。

    数学も哲学も奥が深いと思った。

  • 「アキレスとカメ」の話によって、数学から哲学へのいざない、的な。
    数学の話も、哲学の話も、かなーり中途半端感があったのが残念でした。
    まぁ、わたしが既に哲学への興味がある(いざなう必要がなかった)からかもしれませんが…

  • うーん、あとがきでも書いてたけど内容が薄いなあ。ちゃんとした本の第1章で終わっちゃったって感じ。
    とはいえ、その第1章はちゃんとしてる。

  • パラドックスとして有名な「アキレスとカメ」を数学と哲学の点からひもとく。読みやすかったけど、イラストと文章のコラボがもうひとつ活かしきれてないような・・。ちょっと期待しすぎたかな。

  • おぉ、何気に手にした本ですがこんなに哲学哲学しているとは思いませんでした。噛み砕いて書かれているのでしょうが、やはり哲学でした。

  • その問いが暗に決めつけている前提を疑うと違ったものが見えてくる。

  • 哲学の世界は奥が深い。自分が賢くなった自己満足の世界に浸れます。

  • 哲学 嫌いじゃないなー(。-_-。)

  • 哲学者ゼノンが提唱した4つのパラドックスのなかの一つ、『アキレスとカメ』-「走ることの最も遅いもの(カメ)ですら、最も速いもの(アキレス)によって決して追いつかれないであろう」という説を、フルカラーのポップなイラストを多用しながら解説。

    『アキレスとカメ』がどういったものか、どうのような穴があるのか、相当分かりやすく噛み砕いて説明してくれているとは思うのですが私にとっては難解でした。とは言え、こうゆう哲学的思考があるということを知る入門書しては良かったと思います。

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著者プロフィール

1953年生。京都大学理学部および同大学文学部哲学科を卒業。大東文化大学文学部准教授(哲学・論理学)。サイエンスライターとしても活動。『数学・まだこんなことがわからない』(91年度講談社出版文化賞科学出版賞)、『「複雑系」とは何か』(講談社現代新書)など多数。

「2011年 『神が愛した天才数学者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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