- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062162487
感想・レビュー・書評
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話を作りすぎてる感じがした。
島田さんは博学で凄い人だけど、金融政策となるとちょっと無理があるかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん。。お金ってよく考えるとホントに不思議。
ただの紙切れなのにね。
強大な力に飲みこまれ、翻弄させられ・・・。。
オチは読めていたけど・・・空しい・・・。
一矢報いるオチにしてほしかったな・・・。 -
初めて読んだ島田作品。もっと難しい文学表現満載かとおもってたけどテンポがよく読みやすかった。ラストがよい。
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こんなご時世にピッタリなテーマ。希望が欲しかったんだけど…
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どこか伊坂幸太郎に似ている感じがするが、それよりも大人っぽい。
終わりかたに物語の見えない終結を含ませるところが好みだ。
読者の価値観により物語は変わる。
ただ、登場人物の扱いに不満。
メイン人物の男女については、丁寧に書かれているが
キーマンでもある「フクロウ」という名の男性については
最後、ざっくりと終わらせてしまいバランスが悪い気がした。
( ・_ゝ・)<通貨制度への挑戦 -
「悪貨」読んだ。悪貨が駆逐するのは良貨だけでなく、理念も志も恩義も無償の愛もさえを駆逐する。『偽札が紙屑なら国債も紙屑』には笑った。ステークホルダーが保身のみを考えスケープゴートをたてる件はいかにも過ぎて笑えない。それにしても後味悪いな。。。乾燥した文体なのが救い。
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うーん。島田雅彦にしては、という感じか。
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ちょっと消化不良だなあ。せっかくの恋愛要素もほとんど絡まないし、幼なじみの設定もあまり生きなかったように思える。じりじり積み上げていた世界なのに、無理に一気に片を付けてしまったような打ち切り感。
でもこのじわじわとした怖さや焦りはいい。
もしかしたら、このお金も。
「悪貨は良貨を駆逐する」 ……