- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062167093
作品紹介・あらすじ
名門・桜花女子大の学生寮で同室だった三人が久々に同窓会で出会い、一緒に旅行でもしようと意気投合。決めたのは、豪華客船「ドラマ・オブ・シー号」での北海道・ロシア・中国をめぐる旅。誕生日が来ればみな六〇歳という三人にとって、それぞれの過去と現在と、家庭を持ちながらも、日常から解き放たれたクルーズは、これからの素晴らしき人生を予感させる、出会いや事件の連続だった!船内でのロマンスやピンチを乗り越えた三人、さあ、どうなる、これから。
感想・レビュー・書評
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2021.2.18-380
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表紙の絵を見て30代くらいの女子旅かと思って読んだら間もなく還暦の人の話し。パワフルなのはすごくいいと思うけど、女の部分が強すぎてちょっと引いてしまった。でも船旅は憧れるので船内の様子やツアーの話しなどは面白かった。
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大学の同窓生、今は60歳手前の女友達3人で、十日間の日本・海外クルーズに出かける…。という話。
今の50代ってエネルギッシュだなー。何もかもまだあきらめてないなー。登場人物にはあんまり共感できなかったけど、豪華客船の様子が描かれていて、そっちを楽しんだ。 -
2014/8/4 読了
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こんな59歳はいやだ
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還暦手前の女性3人が出かけたクルーズ旅行。「エキサイティング」な体験を求める彼女たちに降りかかる、不穏な出来事を描く物語。ときどきサスペンスな雰囲気もあるけれど、全体としてはまったりとした印象かも。
60歳はもう老人なのか、それともまだまだ若いのか。昔ならいざ知らず、現代では微妙な心地の年代。しかしどう生きるかは本人の気構え次第なのかも。いろいろあっても彼女たちのように、強く楽しく生きたいものです。 -
胸騒ぎのクルーズっていうから、女三人組が参加っていうから、てっきり独身の若い子が自分にご褒美旅なんだとばかり思って読み進めてたけど、三人とも還暦を来年に控える女子大時代の同級生だった。一人は最近再婚して引きこもりの娘がいて、一人は夫に先立たれて独身、一人は夫と子供が三人、孫もいる。クルージング中、女子ィならではの見栄はりや昔の主従?関係が見え隠れしたりして、頭の中も会話も今の自分たちの年代と、いやもっと20代の頃とも全然変わらない気がして、なんども「え、59歳ですよね?」と確認してしまったりして。そんなものかもしれない。自分だって今の年齢がぜんぜん実感ないように、59歳になってもそんなものかもしれないね。
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女60歳ってこういう感じなのかな~
自分もそうだったら、やだな~