2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」
- 講談社 (2013年4月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062183765
感想・レビュー・書評
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そこまで大きな発見はないものの整理は出来る。
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前半のメガトレンド、個人の力の拡大、権力の拡散、人口構成の変化、食料水エネルギーの問題の章では特に目新しい物が無く、物足りないが、後半のゲームチェンジャーの章では、SFの世界が現実に!と面白かった。
医療技術が向上し、能力を高めた義肢や暗視など特殊能力の付加、脳に細工などが可能になり、世界は能力を強化した富裕層と、通常能力のままの貧困層に二分される。
これは知らなかったな。
・近代農業は自然回復できるスピードの10倍以上のスピードで土壌の質を低下させてしまう。1945年以降、農家が土壌劣化を理由に捨てた農地はインドの国土大。 -
暇つぶしで移動のあいだに読んだんですが、非常に解り易い本です。米国国家情報会議がまとめた中長期のトレンドで大統領就任時にこれを受けて長期ビジョンを組むらしいです。
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2030年に向けて中国、インド、アフリカといった新興国が台頭する。対局的な視点で、日本が、日本に住む個人が、流れに逆らわず、何に力を入れるべきか考えるヒントとなる本だ。
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比較的字が大きく読みやすいが、いままで一般的に言われている様な内容と大差無う、それほど目新しさが無い感じが否めない。
何となく内容が薄っぺらい印象が拭いきれない。
日本の将来を闇雲に悲観する訳ではないが、
今の状態が続くとどういうシナリオが想定できるのか、一国民レベルで最低限知っておきたい内容かも知れない。 -
世界の現状から、20年後の予測をされている本。
大局的な視点を得ることが出来ました。
アメリカの本らしく、どちらかといえばアメリカ寄りな感じですね。 -
【選書者コメント】将来予想に興味がある
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米国国家情報会議がまとめた中長期(15~20年)のトレンド予測。
・メガトレンド
・ゲームチェンジャー
・オルターナティブ・ワールド
の3章にまとめられている。
未来のトレンドに影響してくる要素、予想される未来が
わかりやすく書かれていた。
特に、水や食料問題が印象深い。 -
米国家戦略立案者向け、念頭に置くべき近未来のトレンドレポート。大統領選に合わせ、4年に1度。
アメリカが「こうなる」と考えて動けば、そのようになるという部分も大きいでしょう。