2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」
- 講談社 (2013年4月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062183765
感想・レビュー・書評
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序章は「これは一般大衆向けの読み物ではない」で始まり、「本書を誤読して軽薄な知ったかぶり発言しかできない人と、精読して血肉化できる人では大きな差がつくだろう。」で終わる。
ここで心が挫けそうになる。
何とか読み終えたけど、軽薄なことしか言えないので、感想は控えます。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこにでもありそうな未来予測でつまらない
個々の事象はそれなりに当たる部分もあるとは思うが
全体像でいうとずいぶん違う未来になると思う -
マルクス主義が2030年に再評価される、という指摘は気になるところです。
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米国国家情報会議が作成する中長期予測から分析した2030年の世界の姿
確かに各カテゴーリ毎に的確な分析がなされていると言えます。
しかしこうした中長期予測は1年の変化が大きく影響します。
この本の第1刷が発行されたのは2013年、しかし今は2014年です。この1年という差を念頭に置いて読んでいただくといいかと、、、 -
アメリカでは数年に一度、国家として世界のトレンドを調査してレポートを発表している。
今後、世界の潮流はどのように変化していくのか。
自分の今後の人生計画をたてる上で、頭にいれておくのには参考になる。
内容としても細かいデータに走るのではなく、簡潔にポイントがかかれておりちょうどよい分量。 -
特に目新しく感じなかった。2013年の本だからかもしれないし、或る程度予測できることが多い、当たり前のことがかかれているからか。
最悪のことを想定して、備えることは大事だと思う。 -
覇権国がなくなったゼロトップ状態の2030年世界の姿予測
米国国家情報会議というアメリカの政府機関が予測する2030年の世界の様子。
アメリカでは政治も経済も、このデータをベースに判断がされているとのこと。
メガトレンド(構造変化)として4点
・個人の力の拡大
・権力の拡散
・人口構成の変化
・食料、水、エネルギー問題の連鎖
ゲームチェンジャー(流れを変える要素)として6つ
・危機を頻発する世界経済
・変化に乗り遅れる国家の統治力
・高まる大国の衝突の可能性
・広がる紛争地帯
・最新技術の影響
・変わるアメリカの役割
という要素それぞれの分析で面白かった。
基本的にレポートなので読みやすいし時間もかからない。
ただ、最後の4つの大きなシナリオのそれぞれの説明が、
架空の学者のレポートだったり、会議のメールだったり、本のレジュメ風だったりで無駄に凝ってて面白かったです。 -
好きなことが書かれている。
もちろん根拠は記載されているが、正解がないので何でも書ける。
それでも、いろいろなシナリオに目を通すことは決して悪いことではない。想定の範囲内を広げるという意味に置いても重要。
それでも、自分一人のことでも1年後どうなっているかなんてさっぱり分かりはしない。
ありきたりだが今を大事に、そして急激な変化に対しては柔軟な対応ができるように自分の頭で考える習慣をつけておかなければ。 -
読了