- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062186520
作品紹介・あらすじ
■ルールを破壊せよ。日本は復活する。
イノベーション、規制撤廃、教育、金融財政政策……すべての処方箋を、経済学者である父と徹底討論した、日本人必読の一冊。
■国際派の経済学者である父は、楽天創業時から、私の「隠れブレイン」だった。
私が安倍晋三内閣の産業競争力会議のメンバーとして、政府の成長戦略策定に関わったことを機に、日本経済をめぐる諸問題について父と徹底討論することにした。
日本復活のヒントが、ここにあることを信じる。
――三木谷浩史
36歳差の父子が提言。これが答えだ!
〈本書の内容〉
第一章 イノベーション/第二章 オペレーション力/第三章 アベノミクスを問う/第四章 ローコスト国家/第五章 国際展開力/第六章 教育力/第七章 ブランド力を高めろ/終章 競争力とは何か
感想・レビュー・書評
-
息子である三木谷浩史さんが日本はどういう風になっていくべきだ。と言う主張について経済学の教授である父親との対談形式で述べている。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
楽天の創業者三木谷浩史と父親で経済学者の三木谷良一が、これからの日本の戦い方について論じたことをまとめている。
2013年の本ながら、トップの経営者というのは世界をここまで見据えられているのかと感じた。同意できない点や偏っている点もかなりあったが、全体的に説得力のある内容だった。
日本がどう戦っていくか、というのは個人がどのくらい主体的に課題にコミットし、どのようなキャリアを歩むかという要素の集合体である。
FCバルセロナのメインスポンサーを務めたり、世界のトッププレイヤーをJリーグに連れてきたり、格安通信プランを提案したりという楽天の取り組みは、三木谷さんが本気で日本を変えるために考えた策なのだろう。明確なビジョンと行動力は、見習わなければならないと思う。 -
ふむ
-
内容はつぎはぎでどうってことはないのだけれど、父と子がこうやって議論を深める対話ができるということが大変素晴らしく、また、羨ましいと思いました。
-
やっぱりサラブレッド
-
つまんない。
-
楽天社長の三木谷浩史氏が父で神戸大学の名誉教授でもある三木谷良一氏と日本や世界の動向や教育など様々なことについての対談をまとめた一冊。
読んでいて経営者と大学教授としてのおふたりの知見の深さを感じるとともに両氏の幼少期などの話も多く書かれており、知らない一面を知ることもできました。
政府の規制によって日本の発展が停滞していること
2013年に出版された一冊でホワイトカラーエグゼプションや電力自由化など本書にて提言されていることで議論されていたり実現されていることもあると感じました。
教育に投資することの考え方や英語教育の重要性を感じるとともに研究開発などは国家主導で行うことやITアウトバーン構想は面白いと感じました。
本書を読んで、日本のいいところと悪いところについて提議され、そこから今後どのような道筋で進むことが望ましいかということを勉強することが出来ました。
本書のタイトルにもある競争力をつけて、魅力ある日本になって欲しいと感じた一冊でした。 -
《教員オススメ本》
通常の配架場所:開架図書(3階)
請求記号 304//Mi24
【選書理由・おすすめコメント】
みなさんは「経済学を学んでいったい何の役に立つのだろうか」と疑問に思ったことはありませんか?これは経済学を学ぶものならだれもが一度は考えることです。本書はこの疑問に楽天の三木谷社長がアプロ-チしています。対談者が彼の親で経済学者である三木谷良一氏である点も興味深いですね。(経済学科 小山修平先生先生) -
おもしろい。
三木谷親子のかけあい、ところどころに挟まる昔話
を通じて、日本経済のこれからと数年先の展望が語られている。