- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062186926
作品紹介・あらすじ
『暮しの手帖』編集長でもあり、多くのファンを持つエッセイストの松浦弥太郎さん。
彼がいま大変気になるのは、未来に大きな夢を持てない悩める若者たち。
彼らを否定したり、「人生の先輩が教えてあげる」といった「上から目線」ではなく、「もし、今自分ならこんなことをしてみたい」というアプローチで、この時代を仕事や生活について、どう生き、どう楽しみ、どう学び、どう考え、どう努力し、どう悩むか、を、松浦さんがこの時代を「もし僕がいま25歳だったら」という仮定でシミュレーションしていき、これからの生き方や仕事の仕方を指し示す、今までにない「生き方本」です。
いま40代の松浦さんは、「時代が違うから、今ならこれまで自分がやったことと同じことは決してしない」そう。
一緒に考えるスタンスで、若者のみならず、生き方や仕事に悩む人たちに大きなヒントを与える本です。
感想・レビュー・書評
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ものすごく私事ですが今年で25歳になります。このタイトル見ると、25歳は人生のターニングポイントのようだ。気が付いたらレジに持ってってました。
松浦さんの経歴はなかなかスゴい。「ほんとうのことを知りたい」と高校中退してバイトで貯めたお金でアメリカ行って、路上で雑誌を売り、センスを買われバイヤーみたいな仕事をする。後にはセレクト書店の代表兼「暮らしの手帖」編集長に。
彼には人に群れずに自分で道を切り開いてきた人の強さがある。センスと戦略を持ち合わせている。だから自己啓発本のオファーも来ますよね、そりゃ。
最近気づいたんだけど、自己啓発本を読むペースって1日1項目くらいにした方が良くないですか。朝読んで、その日1日はその項目を心に留めて実行してみるとか、その位細く長く続けた方が。少なくともこの本はそうやって読みたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みたい棚に収納。最近「20代にすべき」「若者は~しろ」みたいな年配の成功者(または学者・専門家)の自己啓発本星屑ほどにありますが、言ってることうちのじいちゃんと同じだからね。酔っぱらった70の農家のじいちゃんと同レベルでいいのかよ。よかねぇだろ。自慢と後悔と強要と説教で若者が言うこと聞くと思ってんのか。キャバクラじゃねぇんだ。その点松浦さんの本(少なくとも題名)には夢がある。自分の夢と希望を語っている。それって素敵。がんばれ48歳。私も頑張ります
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好きなことを深掘りすること
本は一冊選ぶこと
そしてそのプロセスとストーリーを大切にすること
どんなことにもポジティブな意味を見つけて
喜んでやっていくこと -
▼メモ------------------------------------------------------------
・要領の良さだけではマイナー止まり
・地味でも正攻法、正しい方法で丁寧に物事を進めていくのが王道である。
・正攻法は何かと言うと、誠実さと情熱、人への思いやりや人に喜んでもらう事、要するに誠意です。要領やテクニックは、そのあと身につくものでそれで十分なのです。
★・経営者の視点をもつ。自分が今いる立場から目線を変えて想像力を働かせれば、するべきことも自然と見えてきます。と同時にいつも自分を客観視できる、大切な週間が備わります。 -
読みやすく、数時間で読み切れる。
成長するために必要な、また人として大切なことを教えてくれる。 -
「ていねいな暮らし」が読みやすかったので、タイトルに惹かれてこの本も読んでみました。
今年25になるので、時期もいいかなと。
全て鵜呑みにする必要はないと思いますが、一意見として参考にしたい!と思うものもたくさんありました。 -
ものすごく説教臭く感じてしまい駄目だった。私はこの人からバツ印をつけられるタイプらしいので、その点においても合わないということだろう。
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まず第一に本には適切なタイトルをつけるべき。しかし「おじさんの成功談〜25歳はこう生きろ〜」では説教くさくて誰も食指を伸ばさないだろうから、意図的に倒錯したタイトルにしていると思われるが、これは完全にタイトル詐欺。
内容は別に悪くない。居酒屋で聞くおじさんのご高説と同じ。時代に合わないところも多いが、ためになる、覚えておこうと思えるところもある。