夜は終わらない

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 305
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (530ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189668

感想・レビュー・書評

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  • 小話が絡み合って、
    たくさんの小説を読んだような読後感。
    誰の視点なのか、こんがらがった。

    ものすごく微細な描写、星工場の化学的な説明、
    人物性別の入れ替わり劇などなど
    よくこんなこと考えつくなぁ…

    この終わり方。
    レオナとクオンはどうなったのか。

  • いまいち入り込めなかった。
    途中、登場人物の名前がややこしくて分かりづらくて、読みながら苛々してしまった。
    読書が辛いと思った初めての本。

  • 男を惑わし、財産を巻き上げ、葬り去る玲緒奈には
    「死の直前、男に語らせる話の内容でいのちの長さが
    決まる」という不思議な掟があった。最期の気力を
    振り絞り話し続ける男たち。鬼気迫る物語の行方は…。

  • 木嶋佳苗のじけんをもとにしたような話。長編で、話がどんどん入れ子になり、イライラしながら読むような話もあるが、そこから浮上するスピードは速い。夢から醒める時のような。

  • 2017年3月20日、読了。

  • シェヘラザードみたいな設定。何となく気持ち悪い話ばかりだしどんどん長くなってきて興味がなくなってしまった。何なの?って感想。

  • ゼブって何だ。ゼブって。

  • 怒涛の物語力に翻弄されて、大きな渦に飲み込まれたと思ったら、結局同じ場所をぐるぐる回って元の位置に戻ったというような読後感。大変疲れるが、そこに感動させられる。心も体もあっちこっち連れ回されて、例えばスプラッシュマウンテンだかなんだかに乗ったみたいな。
    特に日常演劇からのくだりが素晴らしい。男と女、自分と相手、敵と味方、何もかもがひっくり返って元の位置に戻る、その物語の動かす力に圧倒されっぱなしになった。

  • さみしい話だぁね

  • ジンとジンナの物語が、どうしても気持ち悪さしかない。
    一応最後まで読んだけど、受け付けなかった。
    全体の印象としては、不思議な話、訳の分からない話。

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著者プロフィール

1965年、 アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。88年、 早稲田大学卒業。2年半の新聞社勤務後、 メキシコに留学。97年 「最後の吐息」 で文藝賞を受賞しデビュー。2000年 「目覚めよと人魚は歌う」 で三島由紀夫賞、 03年 『ファンタジスタ』 で野間文芸新人賞、11年 『俺俺』 で大江健三郎賞、15年 『夜は終わらない』 で読売文学賞を受賞。『呪文』 『未来の記憶は蘭のなかで作られる』 など著書多数。

「2018年 『ナラ・レポート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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