- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062635370
感想・レビュー・書評
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2016年6月の統一模試で四谷大塚から推奨された本(社会)
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叔父のおススメ
舞台の”葉名島”は、山口県防府市の野島(筆者出身地)
瀬戸内海に浮かぶ小さな島
戦後十数年しかたっていないまだまだ貧しい日本
北海道からやってきた口の聞けない(耳は聞こえる)大きな先生と子供達のお話し
”正しいと思ったらそのことをはっきり口に出して言える人に、私はなってほしい。相手に石を投げられたり、殴られても、それをすぐにやり返さずに我慢ができる人になってほしいんじゃ。本当に強い人間は決して自分で手を上げないものじゃ”
アニメ化、映画化(実写)されているようだ -
好きな小説です。私の中にある小説のイメージはこの作品に強く影響されています。高校生の時にはこれを読んで読書感想文を書きました。
きれいな情景、人々の心情、そしてなによりも機関車先生こと吉岡誠吾という人物の魅力がとても素敵です。
この作品は私のあこがれでもあり、目標でもあります。
老若男女を問わず、多くの方に読んでいただきたい物語です。 -
20150705
これまで、伊集院氏のエッセイは何冊か読んできたので、ギャンブルと酒の好きなハードボイルドな作家とばかり思っていた。
しかし、本作を読んでそのイメージは良い意味で思いっきり裏切られた。
なんと繊細で優しい作品なのだろう。
どんどん引き込まれ、1日で読んでしまった。 -
潮騒みたいな、美しい小説です。
一度、島に住んみたいな。 -
口がきけない機関車先生と島の人々とのほのぼのとした田舎の日常生活を描いた本。その中に様々な別離やちょっとした恋愛が織りまぜられている。心がホッコリはするが少し物足りなかった。
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児童文学の大作。伊集院氏の作品で初めて読んだ本。
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書かれなかった背景・余白が気になる話である。
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先生・生徒のほっこりとする話。
心の中でもやもやする部分も残ってるけど、全体的によかった。