- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062749121
感想・レビュー・書評
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これを読んだ日 わたし(たち)にとっての"いとみみず宇宙"出現。
"象徴的な現実があり、そんな現実が象徴する夢がある。"
かつてのわたしたちのためにあった喫煙所は1時間弱必死に探しても見つからなかった。また時がきたらきっと現れる気がしている。今はその時ではない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
彼女のようにエグいくらいエロい(魅力的な)耳があったらわたしもピアスを空けなかったとおもう
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ユニークなキャラの声や耳の形を想いながら読むのは楽しい
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前作に比べてスートリー性を帯びてきて読みやすくなった。下巻も楽しみ
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2023/10/13
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前2作から続く、整頓された退屈の物語、と思ったが、この本は趣が違った。なにしろ「冒険」だ、退屈とは究極に相反する。半ばあたりから急に物語が動き始めた。
20年以上前に一度読んだきりだったのでほとんど覚えていない。こんなに面白かったのかと驚いた。ストーリーが記憶に刻まれると途端に昔からの記憶と勘違いし懐かしさを覚えると言う、なんとも奇妙な感覚になった。
時代を感じる部分もあるにはあったが(携帯電話もないしパソコンもない、JRは国鉄だったし音楽はカセットテープだ)、今読んでも全く遜色のないステキな話だ。今の村上春樹が書いたもと言われてもおかしくないだろう。いやむしろ面白みは強いかもしれない。
「やれやれ」が3回出てきた。物語の中で登場人物が3回も(3人も)ため息をつくというのは多い方だろうか、少ない方だろうか。村上春樹と言えば、と言われるくらいだからやはり多いのだろう。
上巻ではまだ冒険は始まっていない。下巻が楽しみだ。
ところで、なぜガールフレンドは「羊」のことを知っていたのだろうか。 -
〇もう誰も僕に会いたがっていないのだ。もう誰も僕を求めていないし、誰も僕に求められることを望んではいない。
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「妻が出ていった」。。。1978/7一人称、僕が語り始める。
かつて寝た事のある彼女の死、そして一人になった時間。
悲劇的要素を感じさせない次なる舞台は「芸術的な耳」を持つ女性の登場で開幕。
40年ぶりの再読は、自分の人間の深奥が変貌を遂げたからとしか言えないなって思わさせる・・面白い。車中であっという間に上巻読了。
ハルキ氏30歳代半ばに書かれた青春アドベンチャー3部作はねずみと羊男そして僕が北海道の奥地にある牧場で繰り広げられていく。
出だしから比喩、レトリック、飛び交い、余りに凄い奴はメモして唸る~ -
なんとなく読み始めたらめちゃくちゃ好きなやつだった。
文章綺麗だし、ワクワクすんなあ