雷鳴 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752701

作品紹介・あらすじ

秘伝の奥義で刺客を討て!白熱の第2弾

覚悟の主殺しを果たした本宮藤之助(ほんぐうとうのすけ)は将軍家定との謁見をすませ、旗本家当主座光寺為清(ざこうじためすが)に成り代わった。放蕩の果てとはいえ三男を殺された高家品川家は次々と刺客を送り込む。さらに鍵を握る女郎を追い横浜に向かった藤之助に青龍刀の達人が襲い来る。奔流の剣捌(けんさば)きで応じる藤之助だが? 大波乱の第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 前回、座光寺家の当主になった主人公。そのあとの話。

    庶民的な当主なので、周りも本人も振り回されている感じが面白いです。

    後半は、因縁の瀬紫を追って、横浜や伊豆の方へ。

    異国の船を生で見て、時代が変わりつつあるのを実感した主人公。

    幕末の動乱の時をどう生きていくのか?楽しみです。

  • L 交代寄合伊那衆異聞2

    ぬ。身代わりは藩主ですらあり得る展開だけど、それが周知の事実ってのはどういうことだ。藤之助として出会ってた人たちには、本当は左京だったんだよーんってわけにはいかないのか。まぁ馬鹿殿だったからダメなのか。将軍にお目見えしたからってそりゃ家臣は認めないわなー、カリスマ性だけでカバーしちゃってるけど。文乃と篤蔵がまるで某作品のおこんと老分さんだね…。
    巻末で、藤之助の名前が復活して、さらに周知の事実になったよ。とーちゃんもびっくりだわ、実家の話はまるで出てこないけど。
    キャラだけでここまで乗り切るのって無謀でもあり、佐伯作品だからこそのような気がする。

  • 波瀾万丈の人生だね。
    それにしても強い!
    悪女はいつ捕まるのだろうか?

  • 11月-10。3.5点。
    当主として生きる藤ノ助。元主君の実家から刺客が。
    それとは別に、吉原の逃亡者を追い詰めていく。
    あっという間に読める。
    キャラが立ってきた。次作も楽しみ。

  • イキナリ偉くなっちまうですか。
    納得いかんのー。

    話は段々と面白くなってきたでござる。
    読みやすくて話がワクテカなもんで、
    あっちゅう間に読み終える。
    ページを捲る手が止まらぬ。

    こら全巻読まねばなるまい。

  • 時代背景は良いかな?何とか軌道に乗ってきた感じ

  • やはり左京様になり代わったんですね。
    瀬紫に逃げられて、益々恨みを買ったけど、品川家とはこれで話がついたことになるのかしら?

  • 大波乱でした。

  • 相変わらずのチート剣術!
    ていうかそんなすげー刀ぶん回していいんですか

  • 交代寄合伊那衆異聞その2
    一気に読んだので忘れてる(笑)

    将軍家定と謁見して旗本家 座光寺為清と認められる
    普通なら「主に成り代わった秘密を守るため・・・」
    なんてストーリーが思いつくが、この作品はスケール
    が大きい!
    展開が速い!

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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