文庫版 今昔続百鬼 雲 〈多々良先生行状記〉 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.61
  • (109)
  • (196)
  • (274)
  • (24)
  • (9)
本棚登録 : 1900
感想 : 132
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (770ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754200

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 多々良先生&沼上君の登場。
    この作品は京極作品の中でもさばさばした見事な突っ込み満載です。

  • こんな人が身近にいたら嫌デス。読んでるぶんには楽しめますが(笑)。「ぬ」

  • 多々良センセイ面白すぎ。
    妖怪だお化けだと聞くとすっ飛んでいく様は滑稽を通り越して愛すべきものがある。
    引っ張りまわされる沼上はかわいそうだが諦めるしかない。
    そういえばノベルス版には挿絵が入ってるらしいから見て見たけど、
    ないほうがいいね。挿絵。

    最後にあの男が出てきます。

  • この二人の話もっとよみたい!!
    おもしろい!
    沼上君かっこいいよ〜〜〜。

  • 新規購入ではなく、積読状態だったもの。
    2012/2/4〜2/7
    妖怪研究家、多々良勝五郎センセイが引き起こす連作短編集。岸涯小僧、泥田坊、手の目、古庫裏婆の四編。先の三つはメフィスト掲載時に読んでいた。強烈なキャラの多々良センセイに振り回される沼上さんは、榎津と関口君の関係を彷彿させる。最後の作品に黒衣の古本屋を登場させるとはサービスが良いな。

  • 07.01.02

  • 多々良センセイはこれで初登場するもんだと思ってたけど、宴にも出ていたわけで。でも雲のセンセイは宴とはまったく別物のような気がする。ってくらいセンセイの妖怪好きが炸裂した一冊。本来の京極堂シリーズよりもミステリ・サスペンスな感じは薄くてずっこけ事件簿みたいな感じでなかなか面白かった。でも実は、ちょこっと出てくるらしい中禅寺の為に読みました。邪だ…。やっぱりかっこいい……もへ〜としてしまった。

  • 妖怪研究家、多々良センセイを主役としたシリーズ。彼の妖怪研究仲間、沼上君が各地の神社仏閣、伝説異聞を求めて彷徨い歩く、行く先々で問題を起こし事件に巻き込まれる。当然妖怪絡みである。キーワードは「あなた妖怪は好きですか?」そう聞かれたら迷わず「大好きです!」と言ってしまうだろう人々が読むに相応しい短編集。しつこいようだが1編が100ページ以上も有るのだからそれぞれ1冊の本が出来そうな長さの作品4編。最後の作品には古本屋と解剖医も出てくるのでお楽しみに。

    ところでこのセンセイのモデルは水木デンセイに違いなく、お供の仲間は作者自身ではないかと確信している自分。たしか姑獲鳥映画では水木センセイが多々良センセイ役で出ていたと思う。

  • やっぱ京極夏彦はおもしろい。でも多々良先生には正直おなか一杯だったり

  • デブとガリで一生旅してればいいよ!大好きですこのコンビ。

全132件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

京極夏彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×