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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062756457
感想・レビュー・書評
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ST翠が活躍する。
聴覚が優れすぎている翠が、同じような境遇のオーケストラ指揮者と心を通わせる。
いつもと違う展開になるかと思いきや、そうではなかった。
事件は心理学者の青山が解く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
既読本。記録のため登録
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シリーズ第七作。色シリーズ第四弾。今回の主役は結城翠。その超人的な聴力が事件を解明させる。菊川刑事がクラシックファンとはねー。赤城左門の出番無し。
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ちょっと退廃的な雰囲気がいい
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記録
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翠が主役? と思わせるほど青山が目立っていた。本書は著者の音楽に対する造詣の深さを見せつける作品でもあった。菊川警部補がクラシック音楽好きという設定も意外(笑)。STの誰もが孤高の人なのだが、違う音の世界に住む翠の孤独を再認識させる筆致。最後に菊川と腕を組んでおでん屋へ向かう姿に、翠の安住の場所がSTであることが窺えた。