新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756853

感想・レビュー・書評

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  • 薩摩が生んだ幕末の才女 天璋院篤姫物語。読みにくいので売り~。NHKの大河ドラマの方が面白かった。

  • 一本芯の通った女、というのがよく表されていると思う。
    あの時代の、自分の感情だけでなく立場とか周囲を考えて生きねばならなかった苦悩は現代人には分からないけど、それ故に天璋院の良さが光っている。
    多少堅苦しくはあったが天璋院について知りたいなら一度読んでおくといいかもしれない。

  • [2013.04.25]

  • 説明が多くて教科書みたいだった。天璋院の内面も繰り返しが多いし。。

  • 途中、説明チックな感じで「もういいよ~」と思って
    読んでいたのですが、そこを乗り越え、和宮が大奥へ
    来たあたりからおもしろくなってきました。

    これ、大河ドラマの原作だったように思いますが、
    原作は和宮と篤姫、大奥時代はあまり仲がいい感じには
    書かれてないんですね。
    ドラマはもうちょっと、親密さがあったような気が…。

    しかし、篤姫は強い人だ。
    一度徳川家に嫁いだからには、夫が死のうが江戸城が
    やばかろうが、薩摩の実家に帰ることを選ばなかったなんて。

    私はどちらかというと和宮に性格が似ていると思うので、
    帰れる、となったら速攻帰ってるなぁ。

    いずれにせよ、昔々の女性たちは、不自由な人生を
    強いられてた、ということですよね。
    現代に生まれて、まだよかった。

  • 時代の割に自由奔放に生きていた少女が将軍の正室となり大奥へ。
    そこでも自分を見失わず、江戸という大きな時代の終末を見届けた一女性の生き方に感動。

  • 女の道は一本道。あの気骨と度量、少しでも見習いたいもの。

  • 読みきった! 正直、上巻でもコメントした通り読みにくかった。

    上巻でも記載したが、この本で学べることは人の上に立つ人の
    考え方の大切さを知った気がする。

    会社の社長や、統括部長クラスの人の発言は、独り言ではすまない。
    その一言の為に大勢の人が動く。

    この自覚のない人が人の上に立つから、その下の人は外を見て仕事
    をするよりも内を見て仕事をする。
    自分の発言で、どれだけの人が動くか自覚がないか、その一言で
    大勢の人が動くことを楽しんでいるのか?

    もし、人の上に立つこと、いや、人の上とまで行かなくても、
    リーダーの立場になったときには、自分の一言を軽はずみで
    言うのではなく、発言の前に一度考えて、この発言が、どの様に
    周りに影響を与えるか考えてから発言をし、否定的な言葉よりも
    創造的な発言を心がけるようにしようと思う。

    私は、言霊は信じている。
    つらいとき、しんどいとき、人が信用できず寂しいとき、悲しいときも
    前を向いて進みたい!

  • 260年続いた徳川幕府の終わり。
    幕府が衰退する中、しっかりとした信念で大奥を統率している中での、苦悩が描かれている。

    それにしても、特に幕末は暗殺や毒殺が多すぎる。

  • 上巻に記載

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著者プロフィール

1926年高知県生まれ。『櫂』で太宰治賞、『寒椿』で女流文学賞、『一絃の琴』で直木賞、『序の舞』で吉川英治文学賞受賞。おもな著作に『陽暉楼』『錦』など。2014年没。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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