ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756877

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズはおもしろすぎる。仕事に情熱をかける男たちのせめぎあい。
    かっこよすぎです。

  • モデル企業が明らかにわかる設定。最近話題になった企業なので、とても興味深く読めた。
    鷲津の勢いが前回よりトーンダウンしており、心情表現が豊かな小説に仕上がっている。その点が普通の小説と同じようで残念。
    小説の質としては前作の方が興奮を感じられたが、リアルタイムで興味を持っていた企業を題材にしている2は、その時の報道から受けた印象と裏の世界を結びつけることでよりリアリティのある世界をイメージしながら読む事が出来た。
    前作に引き続き非常に楽しめた。

  • 小説なだけあって、主人公がかっこいいのと、負けない点がありきたりかなと思った。
    負けないというのは、
    勝てなかった部分もあったが、負けもしなかったということです。

  • ニューヨークの投資ファンド社長の鷲津と、三葉銀行員の芝野、ミカドホテルを経営するファミリーを中心に、バブル崩壊後の日本を描いている。
    とても読みやすく、臨場感があり面白い。

    日本の銀行の様々な制約のなかで、何とか企業再生を画策する芝野と、外資系のノウハウをいかした鷲津の対照的な描写も印象的。
    やはり情報や、ノウハウを知らないと、どんな舞台でも戦っていけないのだと思う。
    日本も、外資系嫌いをするだけじゃなく、彼らが歩んできた歴史をよく研究し、よい点はすぐに取り入れていくべきであるし、
    そのための法律も早急に整備するべきである。

  • っていっても、かなりちびちび読んでたから、内容忘れてる。。。
    Ⅰの主要登場人物だったアランが、序章でいきなり死んじゃうのにはビックリしたけど、(下)ではその謎も解き明かされるんでしょう。
    話の本筋よりも、芝野のアル中の奥さんが気になったり、鷲津と貴子の今後が気になったりしました。
    やっぱり本はまとまった時間で読んだほうがいいな!
    ハゲタカを読んでいると、銀行が日本の諸悪の根源の様に描かれてるけど、実際もそうなのだろうか!鈴紡MBOの行方は!!!!
    続きは(下)で!!!

  • 感想は上巻にまとめて。

  • 今、映画も上映されているハゲタカ

    久し振りに続編を読んだが、面白い。

    潰れかかった企業を安い買って、高く売るハゲタカの生業

    戦後の日本を支えてきた老舗企業である鈴紡の化粧品事業をめぐる売却劇。
    化粧品事業を同業の化粧品会社に売却するのか、共同出資の形にするのか、ファンドが買い取り化粧品会社として独立するのか、互いの思惑が錯綜する。
    母体の鈴紡はどうなる…

    日本のかつての栄光にしがみつく人達の意識は変わるのだろうか。
    ビジネスに買って政治に負ける結末とは…

  • 企業再生ってこんな感動するんだ…!
    会社の持ち主は誰なのか、何のために働いているのか。

    侍魂。

  • アラン/(;△;)\
    マグマの妙子がチラっと出るなど、シリーズもの(?)の面白さもあり。 カネボウについて詳しく知らないんですけど、モデルはどう考えてもカネボウさんです。 相変わらずの取材力には脱帽。 カネボウについてもしりたくなりました。 鷲津氏は1よりかっこいい!下も読みたい。

  • M&AとかTOBとか一般人にはライブドアの時に聞いたことがあるだけのよくわからんような単語が出てくるが問題なし。だいたい説明されている。
    小説中に出てくる企業のモデルがわかりやすくてちょいちょいニヤニヤできるのがまたいい。

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著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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