NO.6 [ナンバーシックス] ♯3 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758017

感想・レビュー・書評

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  • 西ブロックで今までとは全く違う最悪な環境で暮らす紫苑。途中で沙布が矯正施設に連れ去られたということを知ってなんとか助けに行こうとしてるとこ

    読んでから言うのも失礼なんですがやっぱりあさのさんのNO6あんまり得意くない・・・
    うーん

  • 紫苑の赤裸々告白が好きです。というか、紫苑があんまりにも正直すぎるのが可愛い。
    しかし何故だろう、手綱は紫苑が握っているように見える………。

  • 友情とも言い難い絆で結ばれてしまった二人の行く末に何があるのか。
    例えそれが残酷な真実であったとしても、真摯な気持ちで見届けたいと願う物語でした。

  • 2010/04/18再読。
    紫苑とネズミ、そしてその周囲の人間、はては聖都市の何やらたくらんでる怪しげなひとまで。スピーディな展開とは程遠いけれど、それぞれの思惑や葛藤が垣間見えどの人物へも興味をひかれる。
    194頁の紫苑がおもいつめる場面で、高尾滋さんの漫画の「他人の人生を歪ませずに生きていける人間なんていないんだよ」というセリフを思い出した。ネズミは紫苑だけでなく、自分自身が枷になることにも気付いた。
    生きるってそういうことなのかもしれない。

  • 4/11読了

  • ネズミと紫苑の関係が好きだ!
    文庫化している所まで読了ですが今後の展開が気になります・・・

    それにしてもおやすみのキス・・・w

  • 「NO.6」の研究員に連れ去られた沙布(さふ)。ネズミはその事実を紫苑(しおん)に隠し、悩む。果たして、彼らは成功率が限りなく0に近い仲間の救出に向かうのか……?(本書より)

    ---

    紫苑がだんだんと成長してるのがわかります。エリート坊ちゃんがネズミを殴るとか。笑

  • この話は、SFでも、異世界の話でもない。この世界のことだ。
    読んでいて思った。
    NO.6の住民であろう私が怖い。

  • - - -

    きみに出逢えてよかった

    - - -

  • 初めて読んだ時の感想以下略。

  • NO.6の第三巻です。文庫版ですね。
    一応、新書(?)では5巻まで出ているのですが、ネタバレは控えておこうかと…。

    というわけで。
    以前からネズミと紫苑は妙に友情超えてるようなシーンがちらりちらりと見受けられていたのですが…。

    おやすみのキスはおでこかほっぺただろぉぉおおお!!

    読みながら突っ込みいれてしまいました。
    いや、口にしないよね…?
    しても男同士じゃやらないよね…?

    なに、このBL小説。
    つか、ネズミが両刀っぽいのがいけないのよね、きっと。どっちもいけそうだし。
    ネコでもタチでも。

    殆ど出てこなかった沙布は、やはり好きになれません。
    というか、沙布のことが無かったら、紫苑そのままネズミとラブラブになりそうで…。あぁ、失礼。もうラブラブだったね!

    というわけで、BLに抵抗ある人は、かなり読むのがきつそうな小説デス。

  • 2007年8月11日購入。
    2007年11月7日読了。

  • 紫苑の母、火藍から幼馴染の沙布が治安局に連行されたことを告げるメモを受け取ったネズミはそれをひた隠すが、事実を知った紫苑は救出に向かう決心をする。成功率は限りなくゼロに近い・・・。

  • 文庫以前に読んでいたので二度目ですが、いろいろ忘れていたかも。この人のキャラっていつもみんなギリギリで生きているところがいいのかな。そしてみんな生きることを絶対諦めないところが。とりあえず続き楽しみです。

  • [2009/11/19]

  • 今の生活にもだいぶ適応してきた紫苑。
    そんな中,No.6では不穏な事件が起こっていた。
    管理局に拉致された沙布を助けるために動き出す紫苑たち。

    1巻からBL感が否めないと言っていましたが,ついにこの巻で決定的な表現が出てきました。
    男同士,さよならをするときに唇にキスをするかしら・・・?

    それはおいといて,純粋な紫苑にかかわるうちに,ネズミやイヌカシの気持ちが変わっていく。他人に心を許すことは命取りになるこの場所で,紫苑のやさしさと強さに惹かれていく。

    心を許すことは依存する事だって・・・そうかもしれないなって思いました。

  • 2009.01.17 読了

    『一度でも誰かにすがることを覚えたら、自分の足で歩けなくなる。差し出された他人の手は、いつだって唐突に気まぐれに消えてしまう。そういうものなのだ。』

  • 近未来の世界。
    スラム街のような西ブロックでたくましく暮らすネズミという少年に、紫苑は助けられる。
    紫苑を好きだった沙布が矯正施設に囚われたという連絡に、紫苑に隠したままひそかに探りを入れるネズミ。
    やがてそれを知った紫苑も単身、無謀にも助けに行こうとするが…?
    育ちの違う少年の友情と葛藤と冒険。



  • ちゃんと生きてる。




    それは本当?

  • すきです#3。前回よりも大きな動きがないのですが日常生活な感じで。色々わかりやすく登場人物のことを想えた。
    そして思った。ネズミさんがヤバイ。ネズミさんがほとんど崩壊している。紫苑さんによってつくりかえられてる。
    キスしてしまいましたね。良いと思います。後にぐちぐちと何度もキスのことを掘り返している会話がまた(笑)
    それにしてもアレだな。くどく語っていこうとする小説だな。あさのあつこ初読みなので・・・

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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